俳句 枯芒


俳句を作りました。
今回は四句です。
詩を添えるのはお休みです。

桜枯れ 枝の蕾や 幼くて

冬の蝶 花を探して 寂しけり

餅つきの つどう笑顔を 眺め見る

枯れすすき 照らす月待ち ざわめいて


季語は以下の通りです。
・名の木枯る(なのきかる)
 一般に親しまれている木が枯れること
(冬枯れ)。「枯る」にそれぞれの木の
 名を冠する。
・冬の蝶
 ほとんどの蝶は春から秋までに発生し、
 卵や蛹で越冬するが、タテハチョウなど
 成虫のまま越冬するものもある。寒さで
 凍えたようにじっとしている蝶を凍蝶と
 いう。
・餅つき
 正月用の餅をつくこと。
・枯れすすき
 枯れつくした芒だが、枯れた穂が風に
 吹かれているさまもまた趣がある。

角川文庫 俳句歳時記 冬


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