詩 微睡み

僕は、微睡まどろむ。

僕にあった遊びは
残り少ない。

遊びのないブレーキペダル。
踏むと急ブレーキがかかる。

僕のカラダにも
急ブレーキがかかる。

遊びがないと何もできない。

すぐブレーキがかかり
うごけない。

僕は、微睡む。

微睡みながら
僕にできることを数える。

すぐかかるブレーキに怯え
やりたいことを消していく。

僕には、何が残るだろう。

もし、この、微睡みだけと
いうのなら、

それも、また、しかたない。

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