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Photo by
inagakijunya
靴底
靴底の神様と街を歩いていた。歩いていると足元に煙草の吸い殻が落ちていて、その火がまだあることに気がついた。僕はスニーカーの裏で、吸い殻の火を踏み消した。火種が残っていては火事になる。危ない。念入りに、ぐりぐりと揉むように踏んだ。
それを見た靴の神は怒鳴った。
「靴底を汚すな!」
神様は真っ赤な顔で怒っている。ええ......。褒めてもらえると思ったのに。
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靴底の神様と街を歩いていた。歩いていると足元に煙草の吸い殻が落ちていて、その火がまだあることに気がついた。僕はスニーカーの裏で、吸い殻の火を踏み消した。火種が残っていては火事になる。危ない。念入りに、ぐりぐりと揉むように踏んだ。
それを見た靴の神は怒鳴った。
「靴底を汚すな!」
神様は真っ赤な顔で怒っている。ええ......。褒めてもらえると思ったのに。
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