男と女と陰陽の関係

陰陽という言葉を耳にしたことはありますか?

中医学をはじめ、鍼灸、漢方薬、薬膳、易学、算命学などでは基本概念となる言葉で、男女がスキンシップ(まぐあい)する上でも、この陰陽なくしては語れないところがあるほど、実は奥深い言葉です。

【この世はすべて陰陽に分かれている】

「なんのこっちゃ?」と思わず、良かったら読み進めてくださいね。

コインに必ず表と裏があるように、物事には相反するものが必ず存在します。

陽・・・太陽、昼、表、動、火、男
陰・・・・月、夜、裏、静、水、女

そこに優劣はなく、物事には必ず二面性があることを「陰陽」という言葉は表現しています。

ただ、相反する存在でありながら、互いに依存し合う関係でもあるのが陰陽。

朝は太陽の光を浴びて生き物たちは活動的になりますが、陽が沈み、暗闇が広がり、月が輝きはじめると休息し、眠りについていく。

活動するから休息が必要になり、夜の闇を知るから朝の光がありがたく感じられる。

相反するものがあるから存在できる。


それは男女も同じなのです。

薬膳では「男性は陽」「女性は陰」と考えていますが、究極の陰陽調和は男女の和合(愛あるスキンシップ)だと私自身は思っています。

【男がいるから、女がいる】
【女がいるから、男がいる】


これは決して当たり前ではありません。

もしこの世に男性がいなければ、仮に全員女性だとしたら、女という概念も言葉も生まれません。
逆にこの世が全員男性であれば、女性の必要性を感じることもないでしょう。

あぁーなんという、つまらない世界(笑)!!

男性が「いい車に乗りたい」「いい家に住みたい」から頑張るのは女性にモテるため。それはごくごく自然なこと。

女性が美しく着飾り、スタイルを維持したいと思うのは男性の目を惹きつけるため。好きな男性に可愛く見られたいと思うのは当たり前のこと。

なぜなら、異性の存在を意識することで自分の性を感じることができるから。

男子校の生徒になったつもりで想像してみてください。周りが男ばかりの環境で、果たして自分は男だと意識できるでしょうか?同じ肉体を持つ人たちの中で、自分の性を意識できるでしょうか?

逆もまた然りです。

自分とは異なる性を意識することで、初めて自分の性を実感できる。

相反する性があるから、互いを必要とし惹かれていく。

男性が命をかけて守る存在を得た時、逞しさと責任感が増すように、女性が愛する伴侶や家族を得た時、慈愛と包容力が増すように、反発しながらも相反する性が目の前にいるからこそ、本来それぞれの性がもつ悦びを感じられるのだと思います。

この世はすべて陰陽。

目の前にいる異性(またはパートナー)がいてくれるからこそ自分も存在できていると思えば、少しは相手に対する慈愛の心が生まれてくる……かもしれない(笑)。

次回は『男女のスキンシップと陰陽の関係』についてご紹介します。男性は陽(火)、女性は陰(水)。この陰陽の関係がスキンシップ(まぐあい)とどんな関係があるのか……。

次回以降は有料記事もありますが、良かったらご覧くださいね。

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