ガンガン鳴らしたい沢田研二の曲!
映画『土を喰らう十二カ月』のラストに沢田研二の曲が流れる。「いつか君は」というタイトルの、大切な人を失ったことを歌った曲だ。1996年に発表されている。今回は、リマスターされて、シングル化されたようだ。良い曲なので、興味にある人は、聞いてみてください。
今回は、この十年くらいに沢田研二が発表してきた曲を、数曲ランダムに貼り付けたいと思う。
沢田研二 「Fukushima Atomic Power Plant」
「いつか君は」は、ちゃんと宣伝もされている。沢田研二のCDが宣伝されるのは、久しぶりだ。沢田研二が2012年以降に出してきた新曲は、完全に無視されてきた。ラジオでもかかったことはないのではないか。
沢田研二は、東日本大震災の1年後の、2012年から、毎年、3月11日に4曲入りのミニアルバムを出している。それらのCDは、発売当初はタワーレコードなどでも見かけたが、その後、再プレスはされていないのか、見かけなくなっている。
沢田研二 「3月8日の雲」
当初は、沢田研二のオフィシャル・ホーム・ページ「さわかい」を中心に売っていたが、「澤会(この字だっけ?)」も解散し、オフィシャル・ホーム・ページはますますそっけなくなって、昔のCDも購入できなくなっている。
ミニアルバムの発売日とタイトルを並べてみる。
1 2012年3月11日「3月8日の雲」
2 2013年3月11日 「Pray」
3 2014年3月11日 「三年想いよ」
4 2015年3月11日 「こっちの水苦いぞ」
5 2016年3月11日 「un democratic love」
6 2018年3月11日 「OLD GUYS ROCK」
7 2017年3月11日 「ISONOMIA」
8 2019年3月11日 「SHOUT! 」
9 2020年3月11日 「Help! Help! Help! Help! 」
基本的に全部「反核」「反原発」ソングで、全曲、沢田研二が作詞している。東京電力を名指しで批判した曲もある。そのせいなのか、沢田研二をテレビでは見かけなくなった。9枚のうち、1枚だけが2曲入りで、あとは4曲入りだ。だから合計34曲のうたが、並んで、ある。
沢田研二 「一握り人の罪 ~ みんな入ろ」
これらの曲は、以前はYouTubeにほとんどがアップされていた。曲名だけだったりするので、なかなか見つけられなかったが、見つければ聴くことが出来た。ところが今は、「J一郎」という人と「since1967feb.5th」という人以外に、アップしている人を発見できなかった。
曲も、半分以下しか聴くことが出来ない。なんだか残念だ。岸内閣になって、原発推進に恥ずかしげもなく方向転換した今、これらの沢田研二の曲は、街中で大音量で鳴らしたいロックだ。
沢田研二 「臨海限界」
沢田研二 「Deep Love」
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