これを読めばA-aDO₂の式の意味が解る

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A-aDO₂:肺胞気動脈血酸素分圧格差

これは肺胞内にある気体と動脈血内の酸素分圧格差をみているものです。
呼吸不全の要因が、肺胞低換気か拡散・換気血流比不均等・シャントなのかを判別するのにも用いることができます。

ただし、

A-aDO₂ = PAO₂ – PaO₂ = PIO₂ – PaCO₂/0.8 – PaO₂
PIO₂ = (760 – 47 ) × FIO₂
A-aDO₂ = 713 × FIO₂ – PaCO₂/0.8 – PaO₂

このような複雑な式が登場します。
まぁこんな複雑な式を見ただけで吐き気するのもわかるけど見てって下さいな。

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