書籍レビュー『新しい副業のかたち』
『ぐだぐだ言うよりやってみろ』
これが本書の神髄であろう。
本書ではサークルモデルという副業の方法が紹介されている。
この方法は確かに誰でもできそうで、だけどやろうとするとある程度障壁がある。
その障壁の最たるものがメンタルブロック、つまり「できっこない」という思い込みである。
本書のサークルモデルは、大学生がサークルを運営するように自分の得意なこと、好きなことで
仲間を集めてイベントを運営し、そこで月10万円の収益を上げようというものである。
・自分にはそんなに得意なものはない
・知り合いが少なくて自分で呼べない
・そもそもお金を本当に払ってくれるのか
確かにね。
だが、やらない理由を探そうと思えばいくらでも見つかるものだ。
副業に興味があるということは収入面なのか、スキル面なのか、将来性なのかはさておき、今までの自分を変えたいという気持ちがあるのだろう。
だったら、一方踏み出してみればいい。
本書の方法は失敗しても全く痛くない。
イベントに誰も来なければ、カフェで1時間程度一人きりで滞在して帰るだけだ。
だが、それは失敗ではなく、成功への第一歩なのであろう。
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