第12期第12節（4）【札幌15-9広島】遠藤さくら（広島）の活躍も空しく、八木愛月・田村真佑（札幌）のブロックと鈴木ゆうか・清原果耶（札幌）のスパイクで札幌が快勝！
札幌15 - 9広島
この試合は、世界クラブ大会出場をかけた6位と7位の直接対決だった。
前回は接戦の末に札幌が勝利したが、今回は札幌が圧倒的な強さを見せた。
札幌は、八木愛月と田村真佑のブロックで広島の攻撃を封じ、鈴木ゆうかと清原果耶のスパイクで得点を重ねた。
広島は、遠藤さくらの活躍で食い下がったが、他の選手の調子が上がらず、札幌のペースについていけなかった。
札幌は、15-9で快勝し、5連敗から脱出して6位に浮上した。
広島は、連勝連敗なしのまま7位に転落し、世界クラブ大会出場の可能性は消滅した。
【MOM】
遠藤さくら（広島・OP）
＜選定理由＞
敗戦チームからの選出は珍しいが、遠藤さくらはこの試合で最も高い評価点を獲得した。彼女は、ブロック、スパイクで得点を挙げ、チームの中で唯一札幌に対抗できた選手だった。
彼女の攻撃力と粘り強さは、札幌の監督や選手からも称賛された。
【監督コメント】
鈴木愛理 監督（札幌）
「今日は全員が良いプレーをしました。特に八木選手と田村選手のブロックは素晴らしかったです。広島の遠藤選手は強烈なスパイクを打ってきましたが、我々の守備がそれを防ぎました。清原選手もセッターとしてチームを引っ張りました。5連敗からの脱出は大きな自信になります。残りの試合も頑張ります」
綾瀬はるか 監督（広島）
「残念な結果になりました。札幌は強いチームでしたが、我々ももっと戦えたと思います。遠藤選手は一人で奮闘してくれましたが、他の選手がついていけませんでした。特にレシーブとトスが安定しませんでした。世界クラブ大会出場の夢は絶たれましたが、最後まで諦めません。次の試合は反省を生かして挑みます」
【選手コメント】
遠藤さくら（広島・OP）
「個人的には良いプレーができたと思いますが、チームとしては負けてしまいました。札幌はブロックが高くて強かったです。私たちはもっと連携して攻めるべきでした。世界クラブ大会出場はもう無理ですが、最後の試合は勝ちたいです」
八木愛月（札幌・OH）
「今日はブロックで貢献できて嬉しいです。田村さんとコンビを組んで、広島のスパイクを止めました。広島の遠藤さんはすごく強くて、スパイクは痛かったです」
清原果耶（札幌・S）
「今日は特に鈴木さんとのコンビネーションが良かったです。広島の小川さんのトスは正確でした。私ももっと上手になりたいと思うほど、刺激を受けました」
小川彩（広島・S）
「今日はトスがうまくいきませんでした。遠藤さんは一生懸命にスパイクを打ってくれましたが、サポートできなくて申し訳ないです。札幌の清原さんはトスが上手でした。東京から移籍してきたばかりなのに、すっかりチームに馴染んでいました」
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