第10期第3節（1）【広島15-12札幌】 田村保乃の2BP+3APの活躍で広島が札幌に競り勝つ。広島・菅原咲月と札幌・谷口愛季は古巣との対戦で複雑な心境をコメント…
広島15 - 12札幌
広島と札幌の接戦は、最後まで熱戦が続きました。
広島は、キャプテンの田村保乃選手がOPとして活躍し、3点のスパイクと2点のブロックでチームを牽引しました。また、札幌から移籍した菅原咲月選手もOHとして3点のスパイクを決め、元チームに見せつける形となりました。広島のセッターは、山下瞳月選手と藤嶌果歩選手が交代で出場し、トス技術の高さを発揮しました。
広島は、攻守ともにバランスの良いチームプレーで、札幌の猛攻をしのぎました。
札幌は、広島から移籍した谷口愛季選手がOHとして3点のスパイクを決め、移籍後初の対戦で奮闘しました。
しかし、広島のブロックに苦しみ、スパイクの成功率は低くなりました。
札幌のセッターは、遠藤理子選手が全セットに出場し、若さと勢いでチームを引っ張りました。
札幌は、最後まで粘り強く戦いましたが、広島に及ばず、2連敗となりました。
【MOM】
田村保乃（広島・OP）
＜選定理由＞
田村保乃選手は、広島のキャプテンとして、チームの攻撃の要となりました。彼女は、3点のスパイクと2点のブロックで、合計5点を挙げ、評価点も8.4と最高でした。
彼女は、札幌のブロックを巧みにかわし、強烈なスパイクで相手のコートに突き刺しました。また、自陣のネット上で、札幌のスパイクを何度も阻止し、広島の守備の要ともなりました。チームの勝利に大きく貢献し、MOMに相応しい活躍を見せました。
【監督コメント】
綾瀬はるか 監督（広島）
「今日は、田村選手をはじめ、全員が一丸となって戦ってくれました。札幌は、谷口選手や山﨑選手など、強力なスパイクを持つ選手が多く、攻撃的なチームです。ですが、私たちは、ブロックやレシーブでしっかりと対応し、自分たちのリズムを作ることができました。特に、菅原選手は、元チームとの対戦でプレッシャーがあったと思いますが、それをバネにして、素晴らしいスパイクを見せてくれました。彼女は、私たちのチームにとって、大きな財産です。今後も、この勢いを維持して、リーグ戦を戦っていきたいと思います。」
鈴木愛理 監督（札幌）
「残念ながら、今日は負けてしまいましたが、選手たちは最後まで諦めずに頑張りました。広島は、田村選手や菅原選手など、高い技術と経験を持つ選手が多く、守備も堅いチームです。私たちは、攻撃のバリエーションを増やそうとしましたが、なかなか決めることができませんでした。しかし、谷口選手は、移籍後初の対戦で、見事なスパイクを決めてくれました。彼女は、私たちのチームにとって、新しい力です。今後は、この敗戦を糧にして、リーグ戦を戦っていきたいと思います。」
【選手コメント】
田村保乃（広島・OP）
「今日は、チーム全員が一生懸命にプレーして、勝つことができて嬉しいです。札幌は、私たちと同じくらいの力を持つチームなので、簡単にはいかないと思っていました。ですが、私たちは、自分たちの得意なプレーをしっかりと出すことができました。特に、（菅原）咲月ちゃんは、元チームとの対戦で、すごく頑張ってくれました。彼女は、私たちのチームにとって、大切な仲間です。これからも、一緒に頑張っていきたいです。」
菅原咲月（広島・OH）
「今日は元チームとの対戦で、正直緊張しました。でも、田村さんや他の先輩方が、優しく声をかけてくれたり、励ましてくれたりして、心強かったです。私は、広島に来てから、色々なことを学んでいます。今日は、自分の力を出すことができて、嬉しかったです。札幌の選手たちも、素晴らしいプレーをしていました」
谷口愛季（札幌・OH）
「今日は、広島に負けてしまって、悔しいです。広島は、私が以前所属していたチームなので、感情的にも複雑でした。私は札幌の一員として、全力でプレーしましたが、広島の選手たちはやはり強かったです。特に（田村）保乃さんは、私の尊敬する選手なので、対戦するのは楽しくもあり難しくもありました。今日は、自分のプレーに満足できましたが、まだまだ成長できると思っています」
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