第10期第11節（2）【広島12-15東京】 正源司陽子（東京・OH）のスパイクが光り、東京が広島を下して初優勝を決めた。広島は田村保乃（広島・OP）や遠藤さくら（広島・MB）の活躍で食い下がったが、東京の守備に阻まれた…
広島12 - 15東京
広島と東京の第11節の対戦は、両チームの攻防が熱く、一進一退の展開となりました。
前回対戦で敗れた広島は、新人の秋山由奈と菅原咲月を先発に起用し、積極的に攻める姿勢を見せました。
しかし、東京の堅守に苦戦し、スパイクの決定率が低くなりました。特に、中西アルノと岡崎紗絵のブロックが広島の攻撃を封じました。
一方、東京は久保史緒里の巧みなトスで、正源司陽子や中西アルノなどのスパイカーを活かしました。
正源司は、広島のブロックを抜き、強烈なスパイクで得点を重ねました。
広島は、田村保乃や遠藤さくらの奮闘で食い下がりましたが、最後は東京の勢いに押され、12-15で敗れました。
東京は、敵地で初優勝を決め、歓喜の声を上げました。
【MOM】
正源司陽子（東京・OH）
＜選定理由＞
正源司は、チーム最高の評価点8.8を獲得し、スパイクで2点を挙げました。彼女のスパイクは、広島のブロックをかわし、コートの隅に落とすなど、高い技術と判断力を見せました。
また、レシーブやディグなどの守備でも貢献し、チームの勝利に大きく貢献しました。
【監督コメント】
綾瀬はるか 監督（広島）
「残念な結果になりましたが、選手たちは最後まで諦めずに戦ってくれました。特に、秋山選手や菅原選手は、初めての先発で緊張もあったと思いますが、自分のプレーを出せたと思います。田村選手や遠藤選手も、攻撃でチームを引っ張ってくれました。ただ、東京の守備が強く、スパイクの決定率が低かったのが敗因だと思います。東京の選手たちは、本当に素晴らしいプレーをしていました。特に、正源司選手のスパイクは、見事でした。今後は、スパイクの精度を上げることと、ブロックのタイミングを調整することに取り組んでいきたいと思います」
吉高由里子 監督（東京）
「優勝できて本当に嬉しいです。選手たちは一生懸命に練習して、この日を迎えることができました。広島はとても強いチームで、攻撃的なバレーをしていましたので、私たちは守備を中心に相手の攻撃を防ぐことを意識しました。特に、中西選手や岡崎選手のブロックが、広島のスパイクを止めるのに大きな役割を果たしました。また、久保選手のトスは、正源司選手や中西選手などのスパイカーをうまく使って、得点につなげました。正源司選手は、MOMに選ばれるだけの素晴らしいプレーをしてくれました。今後は、この勢いを維持して、残りの試合も全力で戦っていきたいと思います。」
【選手コメント】
正源司陽子（東京・OH）
「優勝できて、本当にうれしいです。チームのみんなが、一丸となって戦ってくれたおかげだと思います。広島は、攻撃的なバレーをしていて、とても強いチームでした。久保さんのトスは、とても分かりやすくて打ちやすかったです。広島のブロックをかわすために、コートの隅に狙うこともありました。それがうまく決まってよかったです。MOMに選ばれて光栄です。これからもチームのために、頑張っていきたいと思います」
山下瞳月（広島・S）
「負けてしまって、悔しいです。でも、最後まで諦めずに戦えたと思います。私は、田村さんや遠藤さんなどのスパイカーにトスを上げることができました。田村さんや遠藤さんは、とても強いスパイクを打ってくれました。東京は、特に正源司さんのスパイクがすごかったです。私たちはもっとスパイクの精度を上げることと、ブロックのタイミングを調整することが必要だと思います。残りの試合も、全力で戦っていきたいと思います」
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