第10期第10節（2）【東京15 - 6横浜】正源司陽子の6得点と松田好花のトスで東京が横浜を圧勝し、優勝に王手をかけた。横浜は平尾帆夏の3点が目立ったが、全体的に及ばず…
東京15 - 6横浜
第10節第2試合は、リーグ首位の東京と7位の横浜の対戦でした。
前回対戦では横浜が9点に抑えられたのに対し、今回は6点と更に点差が拡大しました。
東京は前節初黒星を喫した後の反省を生かし、サービス、レシーブ、トス、スパイクと全ての要素で優位に立ちました。
特に正源司陽子は、サービスエース1本とスパイク5本でチーム最多の6点を挙げ、評価点も8.9と高く、MOMに輝きました。
横浜は平尾帆夏がスパイク3本でチーム最多の3点を挙げましたが、他の選手が得点に絡めず、評価点も全体的に低かったです。
東京はこの勝利で勝ち点を27に伸ばし、次節勝利で優勝の可能性も出てきました。
横浜は勝ち点9のままで、残り4試合での巻き返しを誓いました。
【MOM】
正源司陽子（東京・OH）
＜選定理由＞
サービスエース1本とスパイク5本でチーム最多の6点を挙げ、評価点も8.9と高かった。
攻撃だけでなく、レシーブやディフェンスでも安定したプレーを見せた。
【監督コメント】
吉高由里子 監督（東京）
「今回は前節の敗戦からの反省を活かして、全ての要素で優れたパフォーマンスを出せたと思います。特に正源司選手は、攻撃だけでなく守備でも素晴らしかったです。彼女はチームのエースとしての責任感が強く、常に自分を高めようとしています。他の選手も彼女に刺激されて、良い競争心を持っています。松田選手もトスの精度が高く、スパイカーの得点力を引き出してくれました。岡崎選手も大阪から移籍してきてから、チームにすぐに馴染んで、貴重な得点源になっています。まだ優勝は決まっていませんが、次節も気を緩めずに頑張りたいと思います」
白石麻衣 監督（横浜）
「今回は東京に完敗しました。特に正源司選手は、私たちのブロックやディフェンスを崩しまくりました。彼女は本当にすごい選手です。私たちにも平尾選手や小坂選手など、得点できる選手はいますが、チームとしての連携や安定感が足りませんでした。幸澤選手もセッターとして頑張っていますが、まだトスのバリエーションやコミュニケーションが不十分です。残りの試合で全力を尽くして、少しでも順位を上げたいと思います」
【選手コメント】
正源司陽子（東京・OH）
「今日はチーム全員が良いプレーをしてくれたので、私も自信を持って攻撃できました。前節の敗戦は悔しかったので、今回は絶対に勝ちたいと思っていました。松田さんのトスもすごく合っていたし、岡崎さんや大園さんも得点してくれたので、助かりました。次節も優勝に向けて頑張ります。」
松田好花（東京・S）
「（正源司）陽子ちゃんが素晴らしいスパイクを決めてくれたので、私もトスを出しやすかったです。彼女はチームのムードメーカーでもあるので、いつも明るくて楽しいです。岡崎さんも移籍してきてから、すぐにチームに馴染んで、いい雰囲気を作ってくれています。まだ優勝が決まったわけではないので、油断せずに最後まで戦います」
平尾帆夏（横浜・OH）
「今日は東京に力の差を見せつけられました。彼女たちはどのポジションも強くて、特に正源司さんは止められませんでした。私はスパイクで3点取れたので、少しは貢献できたと思いますが、もっと頑張らなくてはなりません」
幸澤沙良（横浜・S）
「東京は本当に強かったです。私はトスを出すのに必死でしたが、なかなかスパイカーに決めてもらえませんでした。正源司さんのサービスやスパイクにも圧倒されました。私はまだ若いので、もっと経験を積んで、上手くなりたいです。一ノ瀬さんや小坂さんなど、先輩たちにも助けてもらっていますが、もっとコミュニケーションをとって、チームとしての一体感を高めたいです」
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