第3回HVCC準決勝（2）【バルセロナ15-9ロンドン】バルセロナは掛橋沙耶香や平手友梨奈のスパイクでロンドンのブロックを突破し、世界クラブ大会決勝進出を決めた。ロンドンは伊藤理々杏や池田瑛紗の活躍で食らいついたが、及ばなかった…
バルセロナ15 - 9ロンドン
世界クラブ大会準決勝第2試合は、前々回の大会の覇者であるバルセロナと、ロンドンの一戦となりました。
序盤はロンドンのブロックが優勢で、池田瑛紗や与田祐希が相手の攻撃を何度も阻止しました。
しかし、バルセロナも掛橋沙耶香や渡邉美穂のスパイクで反撃し、サービスエースも決めて点差を詰めました。
中盤以降はバルセロナのペースになり、原田葵の巧みなトスで平手友梨奈や岡本姫奈が得点を重ねました。
ロンドンは伊藤理々杏の活躍で食らいつきましたが、最後は潮紗理菜のスパイクで決着がつきました。
バルセロナは15-9でロンドンを下し、決勝進出を決めました。
【MOM】
伊藤理々杏（ロンドン・OH）
＜選定理由＞
敗れはしたものの、ロンドンの中で最も高い評価点を獲得した伊藤理々杏がMOMに選ばれました。彼女はチームの得点源として、スパイクで1点を挙げるだけでなく、レシーブやディグで守備にも貢献しました。特に、バルセロナの強力なスパイクに対しても、見事なパスを出してチームを支えました。彼女のプレーは、ロンドンの健闘の象徴と言えるでしょう。
【選手コメント】
伊藤理々杏（ロンドン・OH）
「今日は自分のプレーには満足していますが、チームとしては悔しい結果になりました。バルセロナは本当に強くて、攻められるとなかなか返せませんでした。でも、私たちは最後まで諦めずに戦いました。池田さんや与田さんのブロックはすごかったし、矢久保さんのトスも感謝しています。この経験を生かして、次はもっと良い結果を出したいです」
掛橋沙耶香（バルセロナ・OH）
「優勝にあと一歩近づいて、嬉しいです。今日はロンドンのブロックが厚くて、なかなかスパイクが決まりませんでした。でも、原田さんのトスが良かったので、何とか打ち返せました。平手さんや岡本さんも得点を重ねてくれました。決勝ではもっと力を出したいです」
池田瑛紗（ロンドン・MB）
「バルセロナに負けてしまって悔しいです。私はブロックで3点を取れましたが、それだけでは足りませんでした。バルセロナのスパイクは速くて強くて、防ぎきれませんでした。この大会でたくさんのことを学びました。次はもっと成長したいです」
原田葵（バルセロナ・S）
「決勝に進めて、うれしいです。今日はロンドンのブロックが高くて、トスを出すのが難しかったです。でも、掛橋さんや渡邉さんがスパイクで抜いてくれたので、助かりました。平手さんや岡本さんも安定していました。決勝ではもっとバリエーションを増やしたいです」
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