第11期第10節（4）【東京15 - 10札幌】東京は大園玲や正源司陽子の活躍で札幌を下し、4連勝を飾った。札幌は遠藤理子のトスが光ったが、スパイクの決定力に欠けた…
東京15 - 10札幌
第10節第4試合は、リーグ首位の東京と7位の札幌の対戦だった。
東京は前回の札幌戦に続いて、強力なブロックと正確なトスで相手の攻撃を封じ込めた。
特にキャプテンの大園玲は、サービスとブロックで1点ずつを挙げるとともに、チームの士気を高めた。
一方、札幌はセッターの遠藤理子が高い評価を得たものの、スパイクの決定力に欠け、東京のペースについていけなかった。
結局、東京は15-10で札幌に勝利し、4連勝を飾った。札幌は3連敗で7位のままだった。
【MOM】
大園玲（東京・MB）
＜選定理由＞
大園玲は、チームのキャプテンとして、ブロックとサービスで2点を稼ぐとともに、チームの守備を統率した。
評価点は8.0で、チーム内で最も高かった。彼女の存在感とリーダーシップは、東京の勝利に大きく貢献した。
【監督コメント】
吉高由里子 監督（東京）
「今日は、チーム全体が一丸となって戦いました。特に大園選手は、キャプテンとして素晴らしいプレーを見せてくれました。彼女はブロックとサービスで得点を挙げるだけでなく、チームのモチベーションを高める役割も果たしました。札幌は、遠藤選手のトスが上手で、河田選手や谷口選手のスパイクも危険でしたが、守備がしっかり対応できました。これで4連勝ですが、まだ油断はできません。次の試合も気を引き締めて臨みたいと思います」
鈴木愛理 監督（札幌）
「残念ながら、東京に敗れてしまいました。東京はブロックが強く、トスも正確で、攻撃のバリエーションも豊富でした。遠藤選手はトスを上手く回してくれましたが、スパイクの決定力が足りませんでした。また、ブロックやレシーブも甘いところがありました。東京の大園選手や正源司選手のプレーには感心しました。彼女たちは、高い技術と粘り強さを持っています。まだ残りの試合がありますので、諦めずに頑張りたいと思います」
【選手コメント】
大園玲（東京・MB）
「今日は、チームとして一致団結して戦えたと思います。私はブロックとサービスで得点を取れたので嬉しかったです。札幌の選手たちはトスもスパイクも上手で、難しい相手でした。特に、遠藤さんのトスは読みにくくて、感心しました。彼女は私よりも年下なのにすごいですね。これからも、チームとして成長していきたいと思います」
遠藤理子（札幌・S）
「残念な結果になってしまいましたが、私はトスを回すことに集中しました。東京のブロックは高くて強くて、なかなか打ち破れませんでした。でも、河田さんや（谷口）愛季が頑張ってスパイクしてくれました。東京の大園さんはブロックがすごくて、私のトスを何度も止められました。彼女は、私の憧れの選手です。次の試合は、もっと良い結果を出せるように、練習に励みたいと思います」
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