読書会 2024.05.24 その場で読む読書会vol.2
こんばんは。ハコニトです。
「その場で読む読書会 vol.2」を開催しました。
今回も満員5名の御予約いただいて、おひとりキャンセルになってしまったので、4名で開催。
【今回のテーマ:詩】
今回も詩がテーマということで菅原敏さんの詩を7編選ばせていただいて、読んでいただきました。
前回最果タヒさんの詩に比べると読み取りが難しいような…という感じだったようですが、どうだったんでしょう。
【今回取り上げた本】
①季節を脱いでふたりは潜る
月ごとで章分け(?)されているので、5月の詩4編を読んでもらいました。
5月の読書会だから、5月の詩と思って選んだのですが、ほかのつきのほうがわかりやすかったかなぁ…と思ってちょっと反省しました。
6月のほうが、面白かったかも。
でも、5月は5月で好きです。
個人的には「封筒の中の街」が一番好きです。
②かのひと 超訳 世界恋愛詩集
超訳本ということで、元の詩があってその訳版って感じなんですが。
海外の詩でもよかったのですが、元の詩と比較できた方がいいなぁ。と思って、日本のモノを選びました。
というわけで「そうね、私は年をとった(元:小野小町の和歌)」「夜露のように消え失せろ(元:在原業平の和歌」「初恋(元:島崎藤村「初恋」)」の3編選ばせていただきました。
超訳とは言え、訳詩なので、まあ、まぁ、という感じなのですが。
「夜露のように消え失せろ」と「初恋」はなんかスピッツ感あったんだよなぁ。「違和感ある」とか「恥ずかしくなっちゃう」とかいう意見もありましたが、私としてはマサムネさんの歌詞でなれちゃってるので、全然こういう表現も世界観もある。と思ってすんなり受け入れられてしまいました。
若い(若いころに書いた)女性詩人の最果タヒさんが前回だったので、今回は大人の男性詩人菅原敏さんを選んでみました。
カッコつけるよりもむき出しのタヒさんに比べて、やっぱもう大人だからカッコつけちゃう敏さんというかんじ。
そういうカッコつけのせいで、しっくりこないっていう感じがあったのかも。カッコつけてるような、ぶりっこしてるような。
でも、詩ってそういうもんかな。と思ってます。
どの詩にしようかなと選んでる時から、敏さんの詩は読んでるとマサムネさんが見えてきて、でも、敏さんの詩がマサムネさんの歌詞に似てるいうことではなく、むしろ、マサムネさんって詩人だったんだな。って思いました。
今回ボリューム多くて、ちょっと大変そうだったので、分量考えなきゃな。
とりあえず、いったん「詩」はここまで。
次回の、その場で読む読書会のテーマは「パレスチナ」
…急に社会派!!とおびえず、気軽に参加していただければと思います。
読んでいただく予定なのは、ルポとかではなく、一応、小説です。
6月の読書会は
6月9日(日) 源氏物語読書会 第3回:「澪標」から「薄雲」
6月14日(金) お酒と本の会「キャッチャーインザライ✖ライウイスキー」
6月15日(土) 課題本読書会:サリンジャー「キャッチャーインザライ」
6月21日(金) その場で読む読書会vol.3 「パレスチナ」
で、開催予定です。
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