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読書会 2024.04.26 その場で読む読書会vol.1

こんばんは。ハコニトです。

今回初の試み。
「その場で読む読書会 vol.1」を開催しました。
定員5名の御予約いただいて、おひとりキャンセルになってしまったので、4名で開催。
初めてだったので、どうやってやろうかとか、準備とか、バタバタして、どうなるかドキドキしましたが、意外と(?)盛り上がりました。

【今回のテーマ:詩】
詩がテーマということで最果タヒさんの詩を6編選ばせていただいて、読んでいただきました。
普段詩は読まないという方が多かったのですが、よくわからないところもありつつ、意外と詩って面白い!読んでみたくなった!という反応いただき、楽しく盛り上がっていただけてよかったです。

【今回取り上げた本】

①夜空はいつでも最高密度の青色だ

「オリオン座の詩」「新宿東口」「かわいい平凡」を読んでいただきました。
「青色の詩」じゃなんか!っていう。
表題作(?)を持ってくるのはベタすぎるかと思いまして…。
最果タヒさんの「かわいい」の使い方が面白いなぁと思って「かわいい」が出てくる詩を何かひとついれたくて「かわいい平凡」選びました。

②死んでしまう系のぼくらに

「まくらの詩」「線香の詩」「恋文」を読んでいただきました。
この3編の詩は内容として連続しているというわけではないと思うのですが、連続するページに掲載されている詩で、なぜか、父が亡くなった時のことを思い出して、選んでしまいました。
なんでだろう?寝顔がかわいかったからかな?


現代詩の詩人さんをあまり知らないのですが、それでも知っている最果タヒさんの詩集2冊を選びました。
読んだことはないけど、名前とかタイトル聞いたことはある。ってやつのほうが、普段読まない方でもとっつきやすいのかなぁ。と思いまして。

読んでて、若い人だと勝手に思っていたのですが、意外と自分と年近いんだな。と知ってびっくり。
でも、若いころから詩を書いている人だから、別に今の年が近くても、若いころに書いた詩ってこともあるよね。そもそも、これ出版されたのももう10年くらい前だし。とか勝手に納得しつつ。

私が考えたこととも、参加者4名それぞれの中でも、全く違う感想や読み取り方が出てきて、小説でも解釈や読み取り方が違ってくるっていうことはあるけど、ここまで違うことって、小説ではないんじゃないかな。と思って面白かったです。

盛り上がっちゃって「ほかの詩人の人の詩でもやってほしい」ということだったので、もう一回「詩」でやりたいと思います。

5月のの読書会は
 5月11日(土) 課題本読書会:安部公房「砂の女」
 5月12日(日) 源氏物語読書会 第2回:「賢木」から「明石」
 5月24日(金) その場で読む読書会vol.2 「詩」
で、開催予定です。

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