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読書会 2024.5.12 課題作:源氏物語

今回の読書会は源氏物語「賢木」~「明石」
源氏物語の読書会第二回でした。
前回の反省を踏まえて、ちょっと少なめの帖数。


【課題本:源氏物語/紫式部】


今回は4名の参加。前回は満席だったので、今回は少し落ち着いた印象でしたが。女性が半分だった前回から一転、全員男性だったので「源氏、クズ!」みたいな怒りは少なめだったと思います。

とはいえ、六条御息所の娘さん(斎宮になる人)も狙ってたんじゃないか説が出てて、どうなんだよ光源氏。と、あきれ模様でしたが。
そして、最終的に六条御息所について、どう思ってたのかというのも興味深い話でした。葵のこと呪い殺した(?)から「憎い!」ってなってもう好きな気持ちはなくなっているのか、なんとなく情は残るのか。

お母さんの面影を追い求めて、いろんな女の人に惹かれてしまう光源氏について、陰というか、暗いところがあってもよさそうだけど、そういう悲壮感や暗さがないのが不思議。という。

主人公・光源氏だけど、紫式部がほんとに書きたかったのは女の人たちのほうなんじゃないかという話もなるほどという感じで、それだったら、光源氏に深刻さがないのも納得できるといわれると、まぁそうだなぁって感じで。

今回参加人数が少なくて、脱線するとなかなか戻ってこれなかったようなんですが、それはそれで楽しそうでした。


本日もご参加ありがとうございました!

次回:5/24 (金)20:00~「その場で読む読書会」残席2です。
源氏物語読書会は5/12(土)15:00~「賢木」~「明石」

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