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花図鑑《八重桜》

ソメイヨシノも葉桜となった、今日この頃、
濃いピンクの桜、八重桜が咲いています。

八重桜(やえざくら)は八重咲きになるサクラの総称。ヤマザクラやサトザクラより変化したものでボタン桜とも呼ばれます。
(Wikipedia参照)

何枚も重なった花びらは、ふんわりと優しく落ち着いた様子で、心が和みますよね。

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百人一首にも、八重桜が歌われています。

『いにしへの 奈良の都の八重桜 けふ九重に にほひぬるかな(伊勢大輔)』

【現代語訳】
遠い昔の都・奈良から、八重桜が届きました。かつての奈良の都の栄華をしのばせる、華やかな八重桜が、今はここ、京の都で、ひときわ美しく咲き誇っています。

800年近くもの年月が過ぎても、こうして素晴らしい歌集として語り継がれる。 日本って素晴らしい!

お祝い事などに桜茶が出てくるのは、ご存知かと思いますが、この桜も八重桜なんです。
【桜茶】の意味は、お湯の中で花びらがひらくことが『未来が花ひらく』ととらえられ、縁起をかつぐという願いが込められているそうです。


今、この状況で
春の花が沢山咲いてきたのに、、、外でお花見も出来ない、、

おうち時間が長くなる今、少しでも心が和んでいただけたら幸いです。



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