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密かな老化

阿佐ヶ谷姉妹が「歳を取ると貯金とコラーゲンと軟骨が減るのよね〜」と言っていた。
ロケのグルメの紹介より合間の2人の雑談が楽しい。

歳を取るとシミ、シワ、ほうれい線、白髪、老眼、筋力の衰えや節々の痛みなどいろいろな不具合が出てくる。1年に1度、すこぶる体調の良い奇跡の1日があるとか、無いとか。

そんな有名な不具合の影で、小さく、しかし確実に被害をもたらすものが3つある。

1つ目は爪だ。
歳を取ると爪が薄くなる。これは凶器になりうる。乾燥肌で痒くなった所を掻くと傷だらけになる。軽く爪を立てただけで刺さる。何かを剥がそうとすると爪が簡単に反り返ってメチャ痛い。

2つ目は鼻の中。
乾燥のせいか、鼻の中にあかぎれ?ができて凄まじく痛い。鼻をつまむだけで涙が出てくる。オイルを鼻の中に塗ってようやく落ち着く。
乾燥注意報は鼻の中にまで影響を及ぼす。

3つ目は前髪。
歳を取ると前髪が伸びなくなる。もともと前髪を作っている人はどうかわからないが、位置的に前髪と呼ばれる辺りの髪が先細りになり伸びなくなる。この前髪が頑固で、思う位置に落ち着いてくれない。一番目立つ所でくりんくりんと曲がり、ブラシに巻き付けるには短く、ヘアアイロンをするとひさしのようになる。

私の体も少しずつ、でも確実に老化している。
ある程度は諦め受け入れている。シミをレーザーで消したり、ヒアルロン酸注射をしたりというものはしないつもりだ。
でもメイクで諸々を隠したりおしゃれをしたり、筋力を維持したり、鉄分やカルシウムを摂取したりはしていこうと思っている。
あと爪で誰かを傷つけないように短く切る。

そしてあとは阿佐ヶ谷姉妹と一緒に笑いに変えてしまうのがいいな。


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