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行動できないのはどうして?

この度はご覧いただきありがとうございます。メンタルコーチ箱﨑でございます。全アスリートが最大の力を発揮できる世界を目指し、日々活動しております。何卒よろしくお願い申し上げます。

今回は、【ブレーキマインド】についてお話をさせていただきます。

今よりも、『上手くなりたい!』『強くなりたい!』『速くなりたい!』など、さらなる成長を望む人は多くいらっしゃると思います。このように、結果よりも成長を望む考えは素晴らしいことだと思います。ワクワクした未来にたどり着くためにも、引き続き成長にこだわって行動してみてください。

ちなみに、成長するためには今よりも少し、負荷を掛ける必要があります。この少しの負荷が、成長するためのポイントとなります。そのため、この負荷を嫌い、遠ざけてしまうと成長は難しくなってしまいます。多くの人が《なかなか成長できない》と悩むのは、いわゆるこの負荷を嫌い、遠ざけてしまっているからなのです。

たとえばサッカー選手が、右足(利き足)と同じレベルで左足もボールを蹴れれば、プレーの幅は大きく広がります。そのため、成長するためには左足のキック精度を上げていく必要があるとします。練習前後に左足のキック練習をしたり、練習中は敢えて左足を多く使ってみたり、左利きの選手のプレーを見てイメージを植え付けたり、、、成長するための負荷は、いくらでもあります。要は、これらの負荷を自分に課せられるかどうかが、成長できるかどうかなのです。

しかし、上述の負荷を具体的に描くことはできても、実際に行動に移す人は10%にも満たないのです。描いただけで終わる人、少し行動するけどすぐに止めてしまう人、もしくは、描くことさえ拒む人。成長を実感する前に止めてしまうこの90%以上の人は、どうして行動を続けられない(行動すらできない)のでしょうか。それは簡単です。

自分で自分にブレーキを掛けているから

です。色々なそれらしい理由を付けて、自分で自分にブレーキを掛けているから、成長できないのです。

《左足だと変な所に飛んで仲間に迷惑かけるから》《変なプレーになって監督に怒られるから》《習得するまではパフォーマンスが下がるため評価も下がるから》《ミスしてる自分がカッコ悪いから》《すぐには良いイメージが植え付けられなくてイライラするから》などなど

いわゆる【できない理由】を並べて正当化し、それを理由にブレーキを掛けているのです。(これをブレーキマインドと言います)なので、行動を続けられなかったり、行動すら起こさなかったり、具体的な行動を描くことさえしないのです。

では、どうすればこのブレーキマインドを取っ払えるのか。それには3段階あります。

①ブレーキマインドに気付く

②ブレーキマインドを疑う

③ブレーキマインドを書き換える

まずは①が大切です。どんな理由が、あなたの行動を止めているのか。まずはここに気付くことです。(評価?嫌われる?世間の常識?失敗?体裁?)きちんと自分と向き合い、あなたのブレーキマインドに気付いてください。

気付くことができれば、②のブレーキマインドを疑ってください。たとえ世間の常識であったとしても、きちんと疑ってください。疑うときのポイントは、それが絶対だと思う確固たる証拠を見つけ出してみてください。証拠が見つかることもあれば、見つからないこともあります。(評価が絶対と思う人は、その確固たる証拠を見つけ出してください。確かに監督から評価された人が試合に出るのかもしれません。しかし、その評価はあくまで今の評価であり、今後、他にレベルの高い選手が現れた場合、試合に出るのはその選手です。つまり、評価は大切ですが絶対ではなく、いかに選手としてレベルを上げるかが絶対なのです。)

疑うことができれば、最後に③の新たなマインド(ブレーキマインド→アクセルマインド)に書き換えてみてください。上述であれば、《評価ではなく選手としてレベルを上げること》となります。

①〜③の流れできちんとあなたが、あなた自身と向き合うことで、ブレーキマインドがアクセルマインドに変わり、ガンガン成長にこだわり行動を続けられるようになります。ぜひ、さらなるレベルアップのため、まずはあなたのブレーキマインドに気付いてみてください!

全アスリートが最大の力を発揮できる世界をつくる

プロメンタルコーチ箱﨑

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