生まれてはじめて
生まれて初めて聞いた音楽は
梓みちよの「こんにちは赤ちゃん」
生まれて初めて 自分から 聞いた音楽は
BON JOVIの「Born to be my baby」
生まれて初めて刺さった音楽は
尾崎豊の「Driving all night」
衝撃だった。
途中で聞くに耐えなくなってしまうほどに
そして、大量の涙を流していた。
とんでもなく不細工な顔で
涙と鼻水と嗚咽にまみれていた。
1曲聞き終わるのに3日かかったことは今でも覚えている。
これだ。
感動とはこういうことだったのだ。
今まで、映画を見て泣き、友達が努力の末、大会で優勝したのを目の当たりにして泣き、自分も優勝して泣き、彼女に振られて泣いた。
泣いて、泣いて、泣いてきた人生だが
そのどれとも違う涙を流していた。
あの時、確実に心を動かされていた。
今まで言語化できなかった 感動 というありふれた言葉、感情。
ようやく、辿り着けたのだ。
感動するという境地に。
ライブ映像も見た。
サイドストーリーも読んだ。
曲もあらかた聴いた。
簡単に言えばハマっていた。
しゃがれた声、大袈裟なパフォーマンス、変なメロディ
大好きだ。
本当に
実際、音楽とは人生のスパイスであって、それがなくても人生という料理は完成している。
だが、確実に心を豊かにするものだと思う。
だからこそ、音楽に少しでも関わることが出来て、心底良かったと思うし、嬉しい。
あなたも心を豊かにする、なにかに出会えると信じている。
それが、絵でも、写真でも、映像でも、音楽でも、スポーツでも、会話でも、セックスでも、買い物でも、遊びでも、勉強でも、天体観測でも、自慰でも、オシャレでも、破壊でも、創造でも、酒でも、タバコでも、飲食でも、
あなたが選択したものなら
なーーーーんでもいい。
だって1度きりの人生、心持ち晴れやかな方が得だと思わない??
生きるという行為になにか価値があるとは思えない。
なぜならみんな等しく生きているのだから。
そのみんな同じ生きている環境下で、なにか価値を見い出すべきじゃない?
少なくとも俺はそう思うな。
俺はいつでもマイクロフォンの中からガンバレって言ってるぜ。
あなたに。
では。
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