忘れられない人生初の一人旅⛴
🍁人生初の一人旅🚢🧳
大学4年の秋、実習も就活も終わったけれど、友達と遊ぶ日が少なくなっていた時期。その頃のわたしは、chokiさんのYouTubeを見て一人でも楽しめることへのポジティブな刺激を受けていた。
自分自身の内面を見つめなおし、約数か月にわたって繰り広げていた父との冷戦に向き合えたり、ずっと面倒だと思っていたお菓子作りを楽しむことができた。料理も今まで以上に心を込めて楽しんでやることができた。今までの自分が知ったら少しうれしいだろうなと思う。
mikuさんのフィンランド旅行の動画をきっかけにmikuさんからも素敵な影響を受けた。おかげで、ムーミンのとっても素敵なキャンドルホルダーに出会えたり、自分が本当に楽しいと思うこと、素敵だと思うことを想うままにやっていいんだ、って勇気をもらえた。
友達と遊ぶ機会が減っていた中、私はせっかくの大学生のうちにしかできないことをやりたいと思った。そう、人生で一度は1人旅をしてみたいなって思ってたことを実現したいなって。
広島県内の行ったことのない温泉に行くとか、ジブリスポットを巡るのもいいなぁ…なんて考えていたけれど、前にもちらっと飛鳥の湯の床面の華やかさをネットで見て、行ってみたいと思っていた愛媛県の道後温泉に行き先を決めたのだった。
それは、恋人が後押ししてくれたから決められたことだった。ほとんど毎日家にいるという風なのが伝わったのか、社会人5年目の彼は、私に「どこか旅行とか行かなくていいの?行けるうちにいっときなよ!今しかないよ!」という風に後押ししてくれたのだった。それに、フェリーのこんなプランがあるよ!と、フェリーと松山市内のイヨテツ1日乗り放題切符、飛鳥の湯の入浴券、観覧車がセットになったプランを一緒に探してくれたりして、彼はとっても親身に一人旅プランの相談にのってくれた。本当にありがとう。
それで、思い切って呉港からフェリーで愛媛県を旅することに決めた。
♦愛媛県・道後温泉の旅へ!
2023/10/19(木)~2023/10/20(金)☁/🌞
朝は早く起きた。
黄色チェックのワンピースにお気に入りのイヤリングを付けてメイクもばっちり。呉駅から呉港に向かう道中、初めて近くでみた金木製はとっても甘くいい香りがして、きれいだった。
秋の早朝の、いつもより澄んだ空気。私が1年で一番好きな季節と好きな時間帯に、立派な金木製の香りに包まれ、心が躍った。
呉港で松山旅お得フェリープランの様々なチケットを受け取って、いざ呉港発・松山観光港行きのフェリーへ乗船!(確か7時くらい)
初めて乗る一人フェリーは少し緊張したけれど、想像よりも広くてきれいな船内でゆったりまったりと過ごした。
松山観光港についてから、イヨテツに乗車!SuicaとICCAは使えず、独自のイヨテツパスがあるようだった。平日のお昼近く。あまり人が乗っていない電車にあたたかい日差しが入り込んできて、少し夏目友人帳のような世界観を感じた。
路面電車に乗れる近場の駅で降りて、道のど真ん中に棒が一本立っているような路面電車の停車場を駅員さんに教えてもらい、数分路面電車にカタコト揺れた。
やっと道後温泉付近に到着!アーケード内に、坊ちゃんとお嬢さんを発見!
彼にこの写真を見せたら、何だか俺と〇〇(私)みたいね☺♪って言ってた🤭
ホテルエコ道後という宿泊予定のホテルのチェックイン時間までまだ数時間あったため、いろんなお店をぶらぶらしたり、人生初の猫カフェに行ってみることにした。
(後で気づいたんだけど、先に荷物だけ預かってもらうこともできたのかもしれない…)
近くの箸専門店でミッフィー(グレー)の箸置きを購入!私は白を持ってる。
将来、いつか彼と一緒に使うんだ♪
商店街入口にあったのは坊ちゃんのからくり時計!
きりのいい時間になると、からくり時計が伸びて、中の坊ちゃんのキャラクターたちが踊り始めたの!💃
細かく作りこまれていて、楽しいからくり時計だった。
お昼は、リサーチしててとってもレトロな雰囲気が気に入った、鯛カツバーガーのお店🐟
店内の一角は外国人観光客の方ばっかりで、英語が飛び交っていた中、私は中庭に近いひとり隅っこに座れる席を選んで一息つくことにした。
鯛カツバーガーはタルタルソースと相性ピッタリで、サラダやアイスコーヒーでほっと一息できた。みかんもおいしかった。(秋のみかんもおいしいんだね🍊)
高校の朝読書の時間、私はおばあちゃんからもらった100円ショップで買ったという坊ちゃんの小説を読んだことがあったものだから、坊ちゃんワールドに触れることができて少し嬉しかった。
わぁ、ここに旅行に来るなんて考えても居なかったからさ、坊ちゃんをしっかり読み直してきたかったな…!それでも、十分あたたかい雰囲気を感じられて良かった☺
こちらは日本最古の温泉、道後温泉♨
まあ、入らんでも十分外観を堪能できたからいっかな、とか思っていたけれども、翌日私は好奇心とせっかくだから、の思いがあふれ出して、入浴した。
一部工事中ということで、詳しくどうなっているかはわからなかったけど、かなり急な造りの木造階段のギシギシする音や、温泉内部の独特の暗さ…。中には聖徳太子のような見た目の人の石でできた像があってその人の方を向いてふわぁーっとお湯につかっていたけど、男性像が女性の湯のど真ん中にあることがなんだか落ち着かなかった(笑)
湯神社にも手を併せてきた。無事に旅に向かわせてくれてありがとうございます👏
家族みんな、大切な人たちが末長く健康でありますように。
湯神社の近くに、空の散歩道といった足湯があった。とっても気持ちよかったし、人が少ないから平日に旅を決行してよかった!とはしゃげた。
足湯から見えた景色はこんな感じ。
おじいさんの横を一生懸命にミニチュアダックスがてけてけと歩いている姿はこの上なくかわいらしくて癒された🥰
続いてガラスミュージアムへ!何気にこれが初おひとりさま美術館✨
ゆっくりゆっくり、気が済むまで美しいガラスや陶器を眺めた。
にわとり🐔が卵を温める作業のどこかの工程に使われる陶器でできた卵が展示してあって、卵の出荷工場と養鶏場で働く彼にいつか聞いてみようと思っている。
乳白色の入った水色の食器が印象的。他にも、ガラスで作られた鳥かごや大きなシャンデリアが展示されていた。
それから楽しみにしていた「飛鳥の湯」の外観を見に行くことに!
とっても華やかな地面と赤い外観が素敵だった😄
やっとホテルへチェックインできる時間になって、いざホテルエコ道後へ!
booking.comを使って、なるべくお安いのを探したところ、6人相部屋で、何かの合宿気分を味わえた。ちなみに、夜も朝も、誰一人として相部屋の人に遭遇することが無かった。
よかった、、かな?少し話してみたかった気もする。
私は一番左下の寝床。ちなみにちなみに、スマホの充電器の調子がすこぶる悪くて、充電しながらスマホを操作してたのに、3回くらい電源が落ちちゃった…('◇')ゞ
ホテルに荷物を置いて、路面電車でとある場所へお出かけすることに!
(路面電車の床板が木になってて素敵だった!人差し指の傷跡は、包丁で指を切った時のものである。。)
ごとんごとんと電車にゆられて気になっていたカフェへと向かった。夏目漱石が最初に下宿した「愛松亭」という場所のすぐ側にあるカフェ☕️
だけどなんと、定休日だったらしく、私は撃沈…👼
代わりに、その付近のお城のような場所を見学することにした。
建物に入ると、猫ちゃんがお出迎えしてくれた。
お城の中には夏目漱石や正岡子規に関する展示がたくさんあって、内装もとっても綺麗だった。昔、皇室の方もいらっしゃったみたい。
内装もとっても素敵で終始わくわく♫
行きたかったカフェはお休みだったけれど、とっても素敵な場所に出会えてよかった😀
それから、商店街のようなところを散策。松山城行きのリフト(空中で足をぶらぶらさせながら移動するタイプ)に乗りたかったけど、帰りのリフトの時間に間に合わないとのことで断念…。
でも、道沿いのかっこいい銅像たちを見れた✨🤗
ここらでおやつタイム!升に入った抹茶ティラミスを食べたくて、抹茶専門店のようなお店に入った。そこでは、「鯛茶漬け」というメニューもあり、私はとんでもなく食べたかったけれど、お高かったし、お腹に全部入りそうもなかったのでこれまた断念…😂
次に愛媛県に来る機会があったら、絶対に「鯛茶漬け」を食べるんだ✨
鯛のお刺身がのってて、しかもかける出汁がすっごく美味しそうだったんだもの…🤤
ホテルに戻るには時間が微妙に早かったので、せっかくならばと無料でついていた観覧者チケットを使っておひとりさま観覧車をしに、路面電車を乗り継いで向かった。
ちょうど、夕焼けも見れて最高の景色だった。一人で観覧車に乗りに来たなんて恥ずかしさはどうでも良くなるくらい、乗りに来てよかった〜!と思った😆
観覧車のガラスと光の反射で、タイムスリップしてるような写真がとれた🌟
道後温泉付近に戻り、夜は飛鳥の湯に入浴。温泉独特の暗さが心地よく、少しの露天風呂のようなお風呂もあり、どこかの修学旅行生と一緒に入浴することに(笑)
夜の外観も提灯が華やかでとっても綺麗だった💛
坊ちゃんの時計もライトアップされて、雰囲気が出ててとても素敵だった✨
道後温泉も、昼間とはまた違った魅力がある…🌛
そんなこんなで一人旅1日目が終了し、ホテルへと帰って(なかなか寝付けなかったし、夜ご飯食べてなかったからお腹すいた😂)
明日に備えたのでした🌟
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