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味噌作りは儀式なので【味噌仕込みのコツ】

毎日、何かしらの発酵食品を
作り続けています。
先月は味噌を仕込みました。

一年に一度の仕込み日は
大切な儀式なので
味噌作りが無事成功するよう、まず暦から吉日を選ぶことから始めます。
そして体調とスケジュールを整え、その日に臨みます。

使う材料と道具です

原材料は大豆と米麹と天然塩の3つ

手順としては
道具を消毒し、材料を揃え
ゆでて、つぶして、混ぜて、詰める。
実に単純な作業です。

茹で上がった大豆の温度を測る
60度が目安。50度では少し低い。
ライトセーバーのように頼もしい味方
ブレンダー

茹でた大豆をつぶしていく。

作り方のコツは
①麹の嫌がる雑菌をおさえること
②麹の好む温度を気にかけてあげること
③おいしくなりますようにと祈ること
の3点でしょうか。

①と②は麹へのやさしさ、大切です。
そして本当に大切なのは
③の祈ること、だと思っています。

なぜなら味噌作りは
自分の手をかけた作業時間よりも
はるかに長い時間をねかさないと
できなくて
その間は麹と大豆の力、温度や湿度
もしかして
風や太陽や月の明るさも影響するかもしれない。

とにかく人間にはどうすることもできない、目に見えない力におまかせするという作業なので、美味しくなって下さいと祈ること、大事かなと思うのです。

実用的なコツかと思いきや、最後は精神論でごめんなさい。

麹とつぶした大豆を混ぜていく。

作り方もお伝えしようかと思いましたが、細かい作り方はYouTubeやレシピ本を見たほうがいいです。
単純作業だけどひとつひとつの手順が大切なので。

手前味噌という言葉があるように
自分で作った味噌は
自分で言うのもなんだけど
ほんとにおいしいです。
手伝ってくれた夫に感謝しつつ
1年後の仕上がりが楽しみ。
味噌作りのコツ参考になればよいのですが。

今年は大豆2キロ仕込みました。


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