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旧車

こんばんは ハッコーカーズです。

まだまだ残暑が厳しいですが夜に散歩していると

草むらで鳴いている虫の音が聞こえてくる。

どうやら大阪にも秋は確実に近づいているみたいです。

旧車について


旧車と言ってもこれといった定義はないのですが

1950~80年代、最近では平成初期でも30年ほど経っており

もはや旧車の仲間入りといってもよいと勝手に思っております。

私のところへも偶にそんな旧車の修理依頼が来たりするのですが・・・

パターン的には昔にその車を乗っていてまた乗りたくなって

購入した方や抹消登録してナンバーを切ってずっと眠らせていた方とか。

また「スタイル」や「あこがれ」等の理由で購入した若い方etc

とまぁいろいろなんですが、こちらへの問い合わせのほとんどが

修理費用はどれくらい必要ですか?」(゜゜)

現車を持ち込んで見せることもなく、車のメーカーと車種だけを

言ってくるのですが、

「そんなんで分かれば修理屋なんていらんやろ!」

っていうかそれだけの情報で分かればもはや「エスパー」でしかない。

気持ちは十二分に分からんでもないのですが無理なもんは無理。

そう伝えると「とりあえず動くようにするだけでもいくら必要ですか」

と更に食い下がってくる(ーー゛)

それでも最初の頃は分からない(現車未確認のまま)なりにも何とか

「最低でもOO万円は必要になると思いますよ」と答えると

「ええ!そんなにするんですか。それじゃ結構です」って

もうね はっきり言って「旧車」に乗る資格ない!(`´)

どこまで修理するのかも分からないが部品があればまだいいが

部品が無い場合はどうする?

ワンオフで製作するか流用出来るパーツを探すか。

それだけでも相当の金額と時間が必要なのに今度はそれを使って

組付けていく工賃も必要になるのだぞ!(`´)

ほんと何でもすぐに調べれて画像や動画で見れるネット社会の弊害で

自動車の整備や修理のことをナメてるよなとこんな輩に出会う度に

思ってしまう。

旧車にかける情熱


旧車に本当に乗り続ける人たちってその車にかける情熱が半端ない。

お金持ちはお金持ちなりに資力をつぎ込んでメンテナンス

を依頼するし、お金はないが体力と時間だけはあるって人は

本業とアルバイトで稼いだ金を全てその車につぎ込んで自分の力で

コツコツと仕上げていく。クルマのことをよく知らない人からみたら

完全に「変態」。

でも本人たちはその旧車を何とか生かす為にアプローチは違えども

日々自分たちの置かれた立場で奮闘しているのです。

そんな実情を知っている私から敢えて言わせてもらえば

覚悟もなく中途半端に「憧れ」や「思い出」だけで旧車を買うのは

リスクが高いし必ず後悔する日が来るから絶対にお勧めしない。

自分の身の丈に合ったものを購入する方が結果的には良い。

なので

最近では旧車の問い合わせが来たら

「最低100万~、半金を先にお預かりします。あと随時追加の修理費用が

 必要になると思いますのでしっかりと稼いできて下さい」と

お応えしております。昔懐かしい良き思い出は良き思い出のままの方が

いいと思う今日この頃です( 一一)


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