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『これが野生のシャチ…』無知でビビりな自分が野生のイルカ、シャチやクジラを見るべく一人で旅してついにこの目で見ることに成功するまでのストーリー

はじめまして
はきともうします。

みなさんご存知の通り
大の鯨類好きです!

急にどうした? 
となりますね。
失礼しました。

実は小さい頃から
動物、特に鯨類が好きで

野生のイルカやクジラ、シャチを
肉眼で見るべく旅をする事にハマっています。

いずれ世界最大の
シロナガスクジラをこの目に焼き付ける事
が夢です。

何故そうなったか
気になりますか…?

イルカやシャチは水族館にいるけど
それじゃだめなのか?

たしかに水族館にいる。

しかし野生には野生の良さがあります!!

一例を挙げたら…

水族館のシャチでは見られない
まっすぐ伸びた背ビレ。

水を切るように素早く泳ぐイルカの大群。
水族館では飼えない巨大なクジラ。

他にも沢山魅力があって
すっかり虜になってしまいました。
なのでそれらをみるべく色々旅をしました。

「海外に行かなきゃいけないだろう?」
「日本にはいないでしょ?」

そう思っているかもしれませんが
答えはNoです。

日本には野生のイルカ、シャチ、クジラ
全ています。

現実的に彼らに会うことはできます!

とはいえ成功ばかりではなく
僕は失敗を多数経験しました。

しかし、一歩踏み出したからこそ
彼らに出会うことができた。

イルカ達を見る方法は勿論
彼らが如何に尊く美しいかを
知ってほしいのです。

これを読んで少しでも興味を持ち
見に行ってみようと思ってくれたら
光栄です。

『これが野生のシャチ…』無知だった自分が野生のイルカ、シャチやクジラを見るべく一人で旅してついにこの目で見ることに成功するまでのストーリー

改めて、はじめまして
はきです。

2023年8月現在
28歳の会社員です。

動物
特に鯨類にハマり出したのは
10年以上前。

成人した今となってはあちこちを旅し
野生のイルカもシャチもクジラも
この目に見たことがあります。

が…元々は何の変哲もないただの少年で
イルカやクジラなど
水族館にしかいないと思ってました。

そんな一般ピーポーが
鯨類にハマった最初のきっかけは
中学生のとき。

水族館でシャチショーを
見たことです。

巨体なのにあの運動能力
芸をこなす賢さ
ド派手なアクション

『でけえ!』
『かしこい!』
『かっけえ!』

好きになるなって方が無理でした。

シャチなど
当時テレビや本でしか見たことなく
物凄く興奮。

ショーはもちろん衝撃でした。

それ以上に衝撃だったのは水族館のお兄さんに
日本に野生のイルカやクジラが
いる事を聞いたときです。

日本にもいるんだ!

そのとき抱いた感情は
水族館のイルカ達ではなく
大海原を元気に泳いで跳ぶ姿がみたい。

これがすべてのはじまりです。

クジラやイルカは
日本の海にも暮らしている事。
それを知った僕は

和歌山で
ホエールウォッチングが
出来ることを知ります。

ホエールウォッチングとは
野生のクジラやイルカに会いにいくこと。
夢とロマン以外のなんでもありません。

なので、連れて行ってくれるよう
親にお願いしました。

夏休みを迎え
念願のホエールウォッチングへ行くも…

夏休み。
家族で海へやってきました。

勿論ホエールウォッチングのためです!
家族全員動物は好きなので
説得は簡単でした。

ついに大海原でクジラをこの目にできる。
あの日見たシャチよりでかいのを…
例年以上にワクワクです!!

しかし船が出る漁港に着くと一転。
なぜなら空は暗雲で満ちていたからです。
これは嵐の予感です…

初のホエールウォッチング
迎えるは暗雲と波風

ずいぶん手荒い歓迎のお空。
不安を煽るような薄暗い雲。

それでも希望はあります。
船の出航はすると決まったからです。

しかし、実は与えられたのは
希望ではなく絶望でした。

沖合が更に荒れたため
出航してすぐに戻る事になりました。

本来ホエールウォッチングは
3.4時間程度あるのですが
実際は1時間くらいで終わり。

つまり、ちょっと沖を眺めて帰っただけです。
クジラもへったくれもありません。

1日目のホエールウォッチングは失敗。
自然が相手なので
見れないことはありますよね。

ですが、次の日がありましたから
諦めていませんでした。

悲惨な1日目。
雪辱晴らしたい2日目。

翌朝、空を眺めると快晴でした。
昨日とは段違いの天気だと安心します。
これならきっといける!

出航も決まり
昨日も乗った船でいざ沖合へ!

迎えるは凪。

今日こそはクジラを見る!
昨日とは雰囲気ちがうし!
そう当初は思っていました。

素晴らしい景色です。
晴れた海は何者にも勝る美しさ!

昨日ほど波も高くなく
テンションは上がっていました。

いよいよ目の前にクジラが現れるかも…
と思っていた自分は甘かったです。

なんとクジラの気配が一切なく
イルカの一頭も現れません…

諦めず水平線の彼方を眺めますが
タイムアップ。
あまりに虚しい帰港です。

何の成果も得られませんでした。
どうも、昨日荒れたせいか
クジラ達も逃げちゃったみたいです。

クジラを見ることはかなわず
虚しい帰港
そして…

結論
イルカやクジラは一切見られなかった…

2日間あって1度もみられず
初めてのホエールウォッチングは惨敗。
まさか何も見れないとは思いませんでした。

クジラを見られなかったのは勿論
それ以上に酷かったのが
日焼け。

海の上は想像以上の紫外線で
無対策だと文字通り痛い目を見ます。

色々な意味で夜も眠れません。
あまりに凄惨でした。

目当てのクジラにも逢えず
日焼けのせいもあり
この夏休みは悪夢でした。

海より青い大学生時代

あれから数年経ち大学生に。
中学の時以来、ホエールウォッチングは
一切行っていません。

クジラたちを見たい想いはありましたが…

わざわざ遠出して
クジラたちが見られなければどうする?
また何も見られなかったら最悪じゃない?

野生のイルカやクジラは見てみたい。
でも見れなかったときは辛い…
また繰り返したくはない。日焼けも痛い。

旅行に行く時間はあったものの
ホエールウォッチングには
いきませんでした。

要するに過去の経験からびびったからです。

安くないコストをかけるので
リターンを得られなければ
めちゃくちゃ辛い…

大学生当時は
時間はあれどお金はなかったのもあり

ハイリスクハイリターンは嫌だと
いう考えがあったのもあります。

しかし…ここでリスクを承知してでも
行動しなかったこと。

それが後々悔いになります。
びびってる場合じゃありませんでした。

当時は思いませんでしたが
お金と同等以上に
時間とは貴重なものなのです。

後悔先に立たず
社会の荒波に飲まれる

そしてそんな僕も社会人になります。
就職活動で大苦戦する中
数少ない内定が出た会社へ入社するも…

大学の頃とは忙しさが段違い!
仕事や人間関係に振り回されます。
仕事も先輩も厳しかったですが…

なにより辛かったのは
まともな休みがないこと。

休みがあっても
仕事疲れもあり寝てるだけ。
この繰り返しです。

クジラ達に会うなぞ夢のまた夢です。
旅行に行く時間など到底ありません。

そして思い知ります。
大学時代、あの何気なく過ごしていた時間は
何よりも尊かったのだと。

これなら大学のうちに
行っておくべきだったと思わせてくれました。
失ってわかります。

しかし嘆いても遅い。
覆水盆に返らず。

なんだかんだ
仕事自体は慣れたのもあり
続けられていましたが…

ある日
仕事帰り、本屋に寄ると
そこに転機が訪れます。


もしここで
行動ができてなかったらと思うと
今の自分はなかったでしょう。

その夜、運命に出会う

欲しい本があったので 
ウロウロしつつ本を探していた僕。
偶々目に入った本が一冊ありました。

適当に読んで終わるつもりでしたが
そこで興味深い情報を得て
見入ってしまいます。

そこに書かれていたのは…
「北海道の知床で
ホエールウォッチングができる。」

ほほう?

知床といえば世界自然遺産
地理の教科書で見て
いつか行ってみたい場所の一つでした。

そこでホエールウォッチングねえ…
確かに素晴らしいだろうけど…

そう思って
次のページを捲ると
衝撃の事実を知りました。

なんと、知床ではシャチが
見られるらしいです。

え?シャチ?

この時初めて
野生のシャチも日本にいるのを知ります。

さすがにシャチは
海外にしかいないと思ってました。

しかし現実は違う。
彼らは憧れの知床にいます。

その瞬間、知床へ行きたい欲が爆発
買うべき本が一冊増えました。

結果、学んだのは…
釧路から知床へはバスで1本でいけること。

その釧路へも飛行機で1本。
シャチは5月〜7月にだけ見られる事。

いつかいけたらいいなレベルから
絶対行くレベルに
昇華しました。

目指せ北の最果て
現れたチャンス

とはいえ、仕事が忙しいのは変わりません。
中々休めない状況は相変わらず。

しかし、運命とは数奇なもので
1ヶ月後に連休がとれることが発覚。 

本来、仕事はシフト制で
飛び休がほとんど。

運が良ければ連休ですが
滅多になりません。

しかも1月後は
シャチが見られるシーズン。
もうわかりますね?

ホエールウォッチングにはいい思い出がなく
リスキーなので重い腰を上げられなかった。

大学生の頃なら
結局行動しなかったでしょう。


しかし社会の荒波に揉まれ学んだのが
チャンスができたら即行動!
きっと後悔するから。

この連休を逃せば次は何年後か…
選択肢はもはやありません。

また遠出して
何も見られないかもしれない。
けど、後悔はもっとしたくない!

大学時代とは違い
遊べる時間は限られる。
迷いはない、僕のなすべき事は決まりました。

社会人になって時間の貴重さを学んだ僕は
飛行機とホテル探しに全力投球!
うまく噛み合うよう確保しました。

運命に出会う旅

さていよいよ知床へ。
予定通り、釧路まで飛行機で行き
そこからバスで3時間かけていきました。

車窓を楽しみながら知床に到着。
北海道の道の広さに感銘を受けます。

ですがまだまだ序の口。さすが世界遺産!
大自然が待ち受けていました!
緑はもちろん海が綺麗です。

たしかにこれならシャチだってイルカだって
いてもおかしくない。

なんならホテルのお姉さん曰く
朝はイルカとシャチの群れを見られたそうで。

どうやら本当にいるようです。
驚きを隠せません!

知床の自然に感動していた僕ですが
これだけが目的ではありません。


一番はやはり
野生のシャチ達をこの目で見ることです!
これを見ずには帰れません。

予約していた
ホエールウォッチングを控えた翌朝。

また欠航しないかとドキドキしたのは
未だに覚えてます。

曰く
欠航なら朝7時に連絡がきて
出航なら連絡しないとのこと。

なので
連絡来るな来るなと
祈ってました。

ホエールウォッチングは
その当日朝まで出航できるか分かりません。
天気が良くても波が高いと欠航します。

よく言えばドキドキですが
過去の経験もあり、不安で仕方ありません。

もし見られなければ…?

そんな心境なので
朝6時に起きてしまいました。
とりあえず朝飯を食べて運命の時を待ちます。

そして7時を過ぎても連絡は…
来ない。
出航は確定です!

しかし喜ぶのはまだ早い。
まだ逢えると決まってないから。

期待不安混じりに港へ到着。
受付を済ませるとガイドさんが一言。

「今朝、すぐそこにシャチがいたんですよ!
期待ですねこれは!」

な、なんと?

それを聞いた乗客たちは僕含め皆
期待を膨らませる中
満を持して出航。

出航直前に
日焼け止めを塗りたくります。

これも勿論前回の反省です。
僕がシャチになってどうするのですか?

まだ雪が残る山に見惚れつつ
船を走らせる事、数十分。

早速船が何か見つけたようで
全速前進!
以前の和歌山の時とは比べ物になりません。

そして見つけたのは…
「わー、シャチだ!」

船内に響く黄色い歓声
いきなり現れました!
シャチの群れです。

遠目に見てもわかるほどです。
あまりの神々しさに声が出ません。
神と崇めるのも納得です。

当然、柵や水槽などありません。
水族館では絶対味わえない感覚です。


こんなにあっさり見えたのもすごいですが
本番はここから。

シャチが逃げるどころか
船に近づいてきました!
何よりすごいのがその距離の近さ。

さすが海の王。
余裕を感じさせます!

船の下を潜り抜け、真下に来たり
船と競争するかのように泳いだり。
まるで人を恐れていません。

さらに水飛沫もかけてきます。
王の洗礼をその身に受け、乗客は感涙。

シャチは野生下でもサービス精神旺盛で
生粋のエンターテイナーなことがわかります。

水族館より間近に見られた上
昔見たのより大きな個体もいました。

大人のオスは
背びれもまっすぐ伸びており
人の身長くらいあります。

昔ナショジオで見たのそのまんまです。

まさに大迫力!!

しかも道中、イルカもいました。
なんでもこのイルカは 
水族館で飼えない種類だそうです。

彼らは水を切るように素早く泳ぎ
船と遊ぶかのように近づいてきて
乗客を感動させていました。

野生のイルカも人を楽しませるのは
大得意みたいです。

イルカを使ったアニマルセラピーがあるように
彼らは人を癒すプロです。

仕事の疲れも
かつての後悔も不安も
心の闇はすっかり海に洗い流されました。

こうして間近でイルカやシャチをみた僕は
海の哺乳類の魅力に沈んでいくのでした。

その後、野生への憧れ

苦難の末
念願の野生のシャチ、イルカに
めでたく逢えた僕。

美しい自然に癒される一方
シャチを見るまでは内心不安だったのは
言うまでもありません。

しかし、そんな不安が吹き飛ぶほど
野生のシャチは魅力的すぎました。

目の前に彼らがきたときは
ショーで初めてシャチを見た時
それを凌駕する興奮が全身を襲いました。

この知床旅行の後、すっかりハマり
イルカやクジラをこの目にみるために
日本各地を飛び回りました。

この前までヘタレだった奴だとは思えませんが
それほどまでにクジラ達の持つ
エネルギーは凄まじいです。

そして他にも色んなクジラ達に
会うことにも何度も成功!

これは高知でみた10m超えのクジラです。

数年前の僕なら過去の経験と失敗から
ビビって行動しなかった。

しかし、些細なきっかけを経て
学びと反省を生かし
勇気を振り絞り、降ってきたチャンスを活かして行動!

だからこそシャチ達に逢えました。
実物にあえた感動は大きく
ますますイルカ達が好きになりました!

イルカやクジラが好きな人は多いです。
でも、野生の彼らを見た事がない人は
沢山います。

その目で見てみたい
でもどうやって…?
どこにいけば?

その不安、悩み
全て掻き消したいです!

背中を押したいです!

水族館では味わえない野生ならではの迫力
日本にいながらでも体験できるのに
知らないのは勿体無さすぎます。

前述の通り
僕はたまたま本屋に寄ったのがきっかけで
野生のシャチ達に逢えたわけですが

これを読んだ皆様は、この機に
野生のイルカやクジラ、シャチに
興味を持ち、逢ってみてほしいです。

海を自在に泳ぐ彼らは
迫力とロマンの塊であり

水族館のショーをも超える興奮と
感動を与えます!

水族館のイルカ達は訓練されていて
人に命じられた動きになりますが
野生のイルカ達は訓練などされていません。

つまり、ありのままを見せてくれます。
ショーのような動きもすることがあります。
だからこそ感動を生みます!

もちろん
逢えないことはあります。いやありました。

しかし、今はこうも考えます。
逢えるか分からないからこそ、逢えた時の興奮がより大きいのではないかと。

かつては僕も、逢えるか分からない不安から
好きとわかっても
中々行動に移せませんでした。

逢ってみようにも
不安はあると思いますし
行動に移す勇気は要ります。

そもそも、どこへどうやって行けば良いかも
分からない方もいるかと思います。

だからこそ、改めてその背中を押し
支えます!

これを読んでみて
逢ってみたいなと思ってくれた方はもちろん
そんなに感動すごいのか…と思った方。

是非、会いに行きましょう!
僕がここで言っていること全てが
肌で理解できます。

今の僕は、知床の他にも
高知や沖縄、和歌山にも行きました。
いずれもホエールウォッチングの名所です。

そしてそこにいる
イルカやクジラ達に逢えています!

それどころか旅行が元々好きなので
47の都道府県全てに行きました。

つまり、各々どうやってクジラ達に逢うか
それぞれに合う案内ができます。


ホエールウォッチングは勿論
それ以外の観光もです。

さて、ここまで読んでくれた皆様も
勇気を出して
今一度踏み出しませんか?

もし少しでも
彼らに会いたくなったのでしたら
サポートしたいです!

公式LINEを用意したので
気軽に相談ください!

これを機に
感動的な出会いができることを
期待します!






























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