（それを言いたいがため）偽りの優しさ

旦那が自宅にいる時の定位置　それはダイニングテーブルの椅子だ
食後は座ってTV＆スマホゲームをずっとしている

いつしか私は、ダイニングテーブルとリビングテーブルの間に家具を置き、仕切りという名の壁を広げていった

最近旦那の座っている側に、その壁が寄ってきて狭いと指摘された
要は、私がよく居るリビング側が広くなってきてる事への不満

ある日リビング側の仕切りの家具に寄りかかってしまった
背中からズズッと音がして体がずれた

旦『どうした！大丈夫か。（立ち上がって何故かわざわざこちらへ来る）具合悪いのか？』

いつも私の体のことなど気にしない旦那が、覗いてきた上に
普段言わない心配しているような口ぶりに少しゾワっとなった

私『うーん大丈夫…』
（嫌な予感）
旦『あぶないから気を付けなよ』

ここでつい気が緩んだ。
思わず家具に寄りかかってしまった

『寄りかかると家具がズレるだろ！』

あぁ　それを指摘したくてわざわざ機会を狙っていたのか・・
やられた　薄々気づいていたのについ寄りかかってしまった馬鹿な私

旦那は昔、暴言、モラが酷かった
（カッとなると普通に、テメー、この野郎、💩野郎、等）
外では大人しく愛想あり周りのために動く外面良き人

ここ数年『それモラハラだよ！』
指摘するようにしていたら
最近、親切で言っているように見せて実は。。といった
裏ある態度を取るように

此方に攻める機会を与えないように…暴言は吐かなくなった
でもその代わりに親切心に見せかけ物申す事が増えた

全て相手が悪いとはいわない
自分は発達系でダメ人間なところがありすぎる
普通の人から見ればミスだらけコミュ障でどうしようもない

だけどこの人…合わなさすぎた

生きていくためと割り切ってきた
結婚生活２０年目を越した今
心は荒み切り他人を信じなくなった