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関東三麻フリー攻略(序盤の手組み)

最近関東近辺で三人麻雀のフリーが急増していますね。そんな私もどハマりしています。

四人麻雀に関しては押し引きを含めかなりセオリーが判明していますが三人麻雀に関しては四麻のノリで打ってる人も多いのではないのでしょうか。

そこで関東三麻フリー(以下サンマフリー)での四麻の違いを加味して攻略法を書いていきます。

設定

以降の記事で想定する三麻フリーのルールは5は全赤(うち2枚ずつ計4枚が金で祝儀対象5000点相当)、ウマは2着0の三着▲20、アリアリツモ損なしつもりキリ、北は役牌、華牌ありのよくあるルールです。

今回は私の使っている序盤の手組みを紹介していきます。

練習問題

例えばみなさん親だとしてここから何を切りますか?

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これは西を切ります。1mを切ってしまう方は関西の完先ルールが染み付いちゃっているのかもしれません。国士に行く人は一度代走を頼んで落ち着きましょう。同卓していても1mの後に西が出てくる人は序盤の手組みが雑なので大抵あまり強くありません。

サンマフリーではこれが西1択になる理由について説明していきます。

サンマフリーで勝つためにはいかに親番で上がり回数を増やし、相手の親番を流すかが最も大切です。手役だの打点だのそんなことはどうでもいいのです。そんなものは勝手についてきます。

親番であがるためにはできるだけ相手に早い聴牌を入れさせないようにすることが大切で、そのため他家が華牌を抜く前の一巡目に切る牌というのはとても大切です。親の一巡目だけは親以外華牌を抜いていないので潜在的に手牌の枚数が少ない状態となっていて鳴かれる可能性が最も低いです。また、慣れていない人だと一巡目に鳴き忘れたりする可能性も多少ですがあるので静かに(鳴かれそうな牌や危険牌はさりげなく切るのがおすすめです、ごく稀に見逃されます)初打で西を切りましょう。

その後、役牌の重なりはマンズの重なりよりも鳴けるようになるため次に切る牌はマンズの1mです。最後にダブ東となります。

考え方としては自分に価値が低い牌から捨てていきます。同列のものがあれば相手にとって価値が高い牌から捨てていきます。シンプルですね。南と西ですが基本的にはツモが飛ばされる可能性を加味して南から切ります。人数が少ない分ヨンマほどツモが飛ばない、チーの絞りも必要ないのであがられたくない方の風を先に切るのが良いです。

また三元牌と北の比較ですが自分の手に大三元のタネがない手であれば他家の大三元を潰すために三元牌から切りましょう。

また三元牌の比較ですが白ぽっち(リーチ後オールマイティ)があるルールであれば白待ちとなるのは実質的にあがり牌(ツモのみ)が一枚減っている状態となってしまうので白から切りましょう。持っている白が白ぽっちである、もしくは白ぽっちがないルールならばどれから切っても構いません。

切り順

東場の親の場合:南→西(西家にあがられたくないなら西→南)→マンズ→三元牌→北→東

南場の親の場合:西→マンズ→南(南家のダブ南となるため)→三元牌→北→東

東場の南家の場合:西→マンズ→東(親のダブ東になるため)→三元牌→北→南

南場の南家の場合:東(西家より親に鳴かれたくないため)→西→マンズ→三元牌→北→南

東場の西家の場合:南→マンズ→東→三元牌→北→西

南場の西家の場合:東→マンズ→南→三元牌→北→西

まとめ

以上が序盤の基本的な切り順です。何も考えずにこの順序で切れるように意識して体にしみつけていきましょう。

ただ、実際のゲームにおいては手はそれぞれ異なっている上、他家が切る牌も出てきますので調整が必要です。1枚切れ2枚切れなど状況が常に変化していくのが実際のところです。そのあたりについては次回書いていこうと思います。お楽しみに

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