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【毎日読書感想文】軽石のふしぎ図鑑: 福徳岡の場からの漂着を通して、軽石の不思議と面白さを知る(2022/3/8_Vol588)

昨年ニュースになっていた軽石の話。
地球のダイナミックな動きについて知りたいと思い読んでみました。

「軽石のふしぎ図鑑: 福徳岡の場からの漂着を通して、軽石の不思議と面白さを知る/丸谷 由 (著), ネコのわくわく自然教室 (編集)」

我々のスパンで考えるとまれに見る軽石の被害、、、という話でしたが、噴火による軽石の漂着は10年ほどに1回程度あるようですね。

流石火山列島日本。

報道では邪魔者、、、という扱いでしたが知ってみると様々な魅力があることを知りました。

例えば一口に軽石と言っても様々なバリエーションがあったり

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なんと軽石の中に鉱物がくっついている場合も!!!

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いやー、これはぜひ自分で採取したくなりますよねー!

全般的に子どもたちが興味を引きそうなポイントをピックアップして紹介していますが、個人的には一番刺さったのは鹿児島大学准教授 井村隆介先生の生態系へ影響についてのこの言葉です。

軽石の漂着による変化はあくまでも一時的なもの、逆に変化が起きて多様性が守られる、人に心地よい、見て美しいものだけが自然ではない

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おっしゃるとおり!

いや本当にそう思うんですよね。

母なる地球の、、、とか地球の本来の、、、とかよく言われますけどそれ46億年スパンのどこの話をしてます?って感じなわけで。

最初は火の海、ちょっと落ち着いてきたって隕石落ちまくりの地球

これらも当然地球なわけですからね。

都合よく地球を引き合いに出してはいかんなと改めて思った次第です。

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