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フェルミ研究所がyoutubeを辞めた理由。


フェルミ研究所は漫画系動画を開拓した先駆者的なチャンネルです。

結論から書きますと、”飽きたから〟です。そして、何故フェルミ研究所が漫画系動画作りに熱意を失ってしまったか理由をいくつか上げていきます。

その1
漫画系動画が増えすぎた。

フェルミ研究所は、まだ誰も始めていない”動画内でキャラクターがその動画の主題に対して物語を展開していく、いわゆる”漫画動画を日本のyoutubeに持ち込んだ先駆者でした。しかし、フェルミ研究所のような開拓精神旺盛なチャンネルは、漫画動画の真似しやすく応用しやすい形式を沢山の参入者に真似をされ、大量に増えてしまい、自分自身のやりがいや熱意を失ってしまったと考えられます。


その2
再生回数の低迷。

フェルミ研究所は漫画動画界隈の中では、大量の登録者と再生回数を誇るまさにトップです。競合はそれに対抗するために過激な漫画を上げなければならず、それは人の本能を刺激するような内容で瞬く間にフェルミ研究所の再生回数を超えていきました。しかし、フェルミ研究所は先駆者の特権である普遍的な動画作りから逃れることが出来ず、そして賢すぎるが故にこれから間違いなく規制のかかる過激な動画に手を出すことが出来なかったと思われます。


その3
広告料の弱さとアイコン。
フェルミ研究所は他の動画と差別化を図り、広告料に依存しないように動画内のキャラクターをアイドル化させ他の所で収益を得ようと試みますが、視聴者は動画にしか興味が無く、キャラクターにアイドル的な愛着を持つことがなく失敗に終わったのだと思います。


その4
ネタの枯渇
漫画動画は常にネタが必要です。タレントならば基本的に何をしても視聴者はその動画を閲覧しますが、漫画動画のようなサムネや主題で興味を惹くチャンネルは常に時事ネタや普遍的な内容を求められます。それを何年も続けることに面白みを感じなくなったのだと思います。

フェルミ研究所は、日本のyoutubeに面白い文化を持ち込んだ凄い存在でもあったので少し悲しい気もしますが、新しく始めることを楽しみにしています。

終。

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