真女神転生の思い出〜ギリガメラ

懲りずに真女神転生ワンの思い出を綴ろう。

「ギリガメラ。」

この言葉を聴いて、親指の動きがピタッっと止まる反応をした人はおそらく同じ経験をしているだろう。

例の館でレベル上げ

東京崩壊後、ある程度、フィールドが開ける。いきなり強いアクマと戦える館があるのだが、レベル上げには持って来いの場所なのだ。とは云っても戦闘はかなりキツめだが。後が無茶苦茶ラクになるので欠かせない作業だった。しかし、そこには罠があった。

ドロップで武器の入手の布石…

先ず、強敵のテング、まあまあカモのヤクシャが、天沼矛と練気の剣を落とす。ヤッター!
強力な武器なので、それさえ拾えれば作業は捗る。だんだん、オートバトルでいったれと調子に乗ってくる。

物理反射、即死

しかし、そこに現れるのがギリガメラ。物理反射の初見殺し。すでに、レベルにそぐわない強い武器を装備しているので、一瞬、何が起こったのか分からない早さで主人公たちは死ぬ。理不尽極まりない。これ考えた人、愉しかっただろうな。武器を拾う前にギリガメラであれば運良く生き残っただろうが。自分の場合はそうではなかった。武器を拾ったヤッター、グワー、南無。

あと、自分よりも高レベルのアクマとの交渉って、ほんと話にならないこともよく分かった。命乞いにしか思われなくて、下手すれば不意を突かれる。テングのシバブーでかなしばりにされたら死亡率爆上げ。よって、しばらく交渉の選択もなく、戦闘が続く。

ギリガメラの栄光

人生において、どんな理不尽があっても、ギリガメラにやられたことを思えば、自分が甘かったと反省せざるを得ないことが殆どである。

ギリガメラは、物理反射がバレて以降、魔法でジワジワと倒される運命が待っている。しかし、彼には栄冠があった。阿修羅王も大天使も、ほぼ主人公を倒せてなどいない。彼は栄光を胸にアギラオで焼かれつつもニヤリと笑うのであった。









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