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国際線・国内線乗り換えと入国審査


ビザ有り渡航での入国審査

無事にノンイミグラントビザED&ノンイミグラントビザOを取得した我が家は、4月末にタイへ入国した。
タイのビザはどの種類も、初めて発行された場合の有効期限は入国日から90日間となる為、入国審査の際はパスポートにビザ無し渡航のスタンプでは無く有効期限90日のビザ用スタンプを押してもらう必要がある。
バンコク・スワンナプーム空港のような大きな空港であれば審査官も慣れていて間違いも少ないと思うが、チェンマイ空港のような小さな空港ではやや不安。
入国日当日は、その日のうちに成田空港→スワンナプーム空港→チェンマイ空港と移動するので、どのタイミングで入国審査が行われるのか確認する必要があった。

成田空港チェックインカウンターで確認

事前にタイ航空のWEBサイトで乗り換えについて確認したところによると、受託手荷物は乗り換え地でのピックアップは不要で、最終目的地でピックアップ、入国審査は乗り換え地のバンコク・スワンナプーム空港の、乗り継ぎ者専用カウンターで入国審査となるようだった。
念のため成田空港のチェックインカウンターでも確認したところ、受託手荷物については前述の通りだが、入国審査については恐らくチェンマイに着いてから、という事だった。
一番肝心な入国審査のタイミングが結局不明瞭で不安もあったが、どの空港の入国審査でもビザ添付ページを見せてアピールすれば良いか、とマイペンライ精神で搭乗した。

ここのところタイへ行く飛行機は常にLCCで節約していたので、久しぶりに乗ったタイ航空はやっぱり良かった~
席が後ろだった(子連れなので一番後ろを選択した)ので、機内食は選べずに自動的にチキン(和食)となったが、しっかりアルコールも摂取して(笑)着陸1時間(か90分?)前にはライトミールも出て満腹状態だった。

タイ航空機内食その1(チキン南蛮・クスクスのサラダなど)


タイ航空機内食その2(クリームスピナッチサンドとココア系カステラっぽいパン)

ついつい癖で搭乗前にお菓子や飲み物を買い込んだが、ほとんど手を付けずに終わった事は想像に難くない。

国際線から国内線への乗り換え(Transfer)

成田空港から6時間半強のフライトで無事スワンナプーム空港に到着、
”Transfer”表示を確認しながら進む。途中まではバンコクで空港を出る乗客も一緒のようで、動く歩道(英語ではmoving sidewalkらしい)が何回も登場する長い廊下を歩く。と、前方右手に乗り換え用ゲートの様なものが見えて来た。プーケットやチェンマイなど国内線の目的地や、国内線航空会社の看板などが掲示されているのを確認してそちらへ進む。

ゲートに並んでいるとグランドスタッフにチケットを確認され、シールを貼られる。このシールは後で分かったが、受託手荷物を最終目的地で受け取る際の目印となる。また、航空券は成田→バンコクとバンコク→チェンマイの2枚を持っているのだが、両方用意しておくように言われる。
なので、乗り換えの際は始めの搭乗券も失くさずに持っておくように!

そしてゲートの先にはやはり入国審査窓口があった!
どうやら航空会社WEBサイトの説明が正しかったようだ。
家族4人の中では私が一番英語力がマシなので、先陣を切って審査へ進んだ。わざとらしいがビザの添付されたページを開いて航空券を挟んだ状態でパスポートを提出。
特に入国目的を聞かれる等は無く、「ビザ持っているんだね」という確認をされスタンプを押してくれた。そしてスタンプを示しながら「有効期限は〇月〇日までね」と確認される。この有効期限はスタンプ上に記入(スタンプ)されているので、この期日までにビザの延長を申請しなければならない。(90日レポート・Visa Extension)
最後に「残りの家族もビザを持っているのか」聞いてくれたので、後につづく家族は何も聞かれる事なく無事入国審査を終えることが出来た。

タイ国内線エリアで待ち時間をつぶす

無事入国審査を通過しスワンナプーム空港の国内線エリアに入ったが、これから搭乗予定の便は大分遅れているようだった。
搭乗ゲートの方までいってしまうとお店があるかどうかわからないので、国内線エリア入って直ぐのマクドナルドで取り合えず一服することにした。

テーブルで落ち着いて作業&充電が出来たので、私は日本で事前に購入しておいたタイのSIMカードをスマホに挿入。やはりスマホが使える環境になると困りごとも解決しやすいので安心だ。
夫のほうはPCで仕事がしたかったようで、マクドナルドに利用者用Wifiが無いのが不満だったようだが、空港のWifiで何とかしていた。
成田空港よりはスワンナプーム空港の方がWifiはしっかりしているらしい。

余談だが、下の子どもはマクドナルドのお姉さんにアイスをプレゼントされていた。行く先々で感じるがタイ人は子供に優しい人が多い。

国内線搭乗ゲートへ

搭乗時間が近くなったので搭乗ゲートの方へ進んで行くと、またまた手荷物検査が!!成田空港で機内持ち込み手荷物の検査は済んでいるので、もう検査は無いと思ってお茶のペットボトルなどを持ったままだった。泣く泣く手荷物検査前のごみ箱にイン。タイで無糖のお茶は貴重なのに・・・
そして私は成田空港の免税店でクレンジングオイルと化粧水を購入していたので、検査の機械でストップがかかる。
「何か入れてないか?」的な事をきかれたので、免税店で商品を入れられて封をされた透明な袋を見せたところ、一通り確認されて行って良し!となった。良かった。免税店でお姉さんが「最終目的地まで開けないで下さい」と言っていたのはコレだったのか~
香水など、ついつい買った後に直ぐに開けて匂いを嗅ぎたくなるけれど、乗り換えのある方はご注意を。

国内線(BKKーCNX)搭乗~空港到着

いままでバンコクーチェンマイの移動にはvietjet air ThaiやThai Lion air、Air asiaあたりを使ってきたけれど、タイ航空はやっぱり機内食のサービス有だった。夜8時頃発だったので日本時間では夜10時。もう夜食ですな。

タイ航空国内線機内食(マッシュルームクリームサンド)

1時間半程のフライトでチェンマイへ到着。飛行機を降りると、乗り換えの乗客の受託手荷物ピックアップ場所のサインを持った係員が立っていたのでそちらの方向へ進んだ。私は係員に止められ「International?」と聞かれる。どうやらスワンナプーム空港の乗り換えカウンターで貼ってもらったシールが取れてしまっていたせいらしい。成田からバンコク乗り換えで来た旨伝えると、再びあのシールを貼って貰えて、そのまま入国審査などを通らずに直接受託手荷物引き取りの場所へ進むことが出来た。

まとめ

日本から国際線に乗ってそのまま渡航先の国内線に乗り換える場合に気を付けるポイントは

  • 受託手荷物(空港カウンターでチェックイン時に預ける手荷物)はどこでピックアップするか確認しておく

  • 入国審査は始めに入国したタイミングで行われる

  • 搭乗券は乗り換え前の物を含め、最終目的地に到着するまで失くさないように注意する

  • 国内線乗り換えの際に、再度手荷物(飛行機内に持ち込む荷物)の検査がある。

  • 免税店の購入品で液体状のものは、購入時にパッキングされるので最終目的地まで開封不可

あたりだろうか。
日本から直行便のある空港から、さらにその国の国内線に乗ってみるのもまた、色々発見や冒険があって面白いと思う。

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