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声出してよっしゃいくぞー!というお話

~はじめに~

皆さんはじめまして。
akagiと申します。

「富士葵ちゃん年末振り返りカレンダー企画」と言うことで、参加したい!という気持ちが先走り、こうして企画へと参加したは良いものの。
文章を書き慣れておらず、書く内容も決まっておらず、PCの前でうんうん唸っております。

しかし、唸っているだけで良い文章が出てくるなら世の文筆家は商売あがったりなわけで。
とりあえず見切り発車ではありますが、とりとめもないことをつらつら綴っていこうかと思います。
良ければお付き合いください。



今回企画に参加するにあたって、気持ちが先走った、という話を冒頭でしました。
それを正当化するわけではないんですが、今年は自分の中で、そういった「積極性」のようなものを大事にしてきた一年だったな、と感じます。


少し昔の話をさせてください。

私が葵ちゃんを初めて知ったのは2017年12月16日。
多くの歌劇団諸氏と同様、なんでもないやの動画がきっかけでした。

先日の「FUJIAOI MOVIE AWARD カバー動画部門」でも栄えある1位を獲得したこちらの動画。
それぞれ思い入れのある方も多いのではないでしょうか。

かくいう私もその一人。
まだ歌うVtuberが少なかったあの頃。
そんな中で彗星のように現れた葵ちゃんはまさにV界の歌姫でした。

まっすぐに透き通った声。はにかむような笑顔。企画動画の無邪気さ。
私が葵ちゃんに魅了されるまで、そう時間はかかりませんでした。

そしてその後もクラウドファンディングへの参加や、CDやサプライズボックスの購入、ファンクラブへの加入など、自分なりに葵ちゃんを応援し続けてきました。

充実していました。
動画を見ているのは楽しかったですし、身の回りに葵ちゃんのグッズが増えていくのも嬉しかったです。


けれど、その応援はいつも受け身でした。
イベントや企画に参加するだとか、葵ちゃんの動画にコメントするだとか、TwitterでリプやRTをすることさえありませんでした。



私は永遠に、一人で、富士葵というコンテンツを消費し続けていました。



きっと怖かったんだと思います。あるいは恥ずかしかったのか。
あの頃Vtuber業界は黎明期で、めまぐるしいスピードで変化、成長していました。
けれど、まだまだ色モノのように言われることも多く、特に私のリアルでの友人にそういった傾向がありました。

どんどん葵ちゃんを好きになっていく自分がいて
もっと大きな声で好きだと言いたくて
けれど誰でもない誰かの視線が気になって


しがらみにとらわれる苦しさが日に日に大きくなっていきました。

そんな中、大きな転機が訪れます。



今から1年と少し前。
2019年10月5日。

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「OVERTURE~序曲~」
言わずと知れた葵ちゃんの1stライブです。

致命的に積極性が欠けていた+島根という辺境の地に住んでいた私は、それまでリアイベやオフ会等に一切参加したことがありませんでした。

しかし、ソロライブは。この1stライブだけは。
どうしても行かなくちゃならない。

どんなに遠くても、人混みが怖くても、葵ちゃんの夢が叶う瞬間をこの目で見なければならない。

そんな思いに突き動かされ、島根から13時間の深夜バスに揺られ、Veats Shibuyaへとたどり着きました。

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始まる前の高揚感。
カウントダウンで限界にまで高まった期待。
そして流れ出す、はじまりの音。

ライブの感想を書き出してしまうといよいよ止まらなくなってしまうので割愛しますが、あの日のことは一年以上経った今でも、何一つ欠けることなく思い出せます。
きっと同じような思いを抱いている歌劇団の方も多いことでしょう。

あの日、あの時、あの場所から。
私の世界は動き出した。

大きな声で笑って、恥ずかしいほど泣いて、声が枯れるまで叫んだ。

自分の叶えうる全てをもって、一生、力の限り葵ちゃんを応援すると決めた瞬間でした。




2020年は言わばその最初の年。
やりたい、やるべきだと感じたことはできるだけ積極的に取り組むことにしました。



・動画にコメントを残す。

こちらが私の初コメント動画。
Twitterで流行っていた「蘇」のレシピを改良し、上位互換の「羅」を作ってみよう!という企画動画です。
もうね、ずっと動画から伝わる圧がすごい。
あんまりこういうこと言いたくないですが、このサムネはどう見ても出オチ動画です。
サムネで笑って、あとの再生時間は武士葵ちゃんのかわいさを噛みしめましょう。
私は一回目頭が気になって集中できなかったので、落ち着いてからもう一回見返しました。

「羅作ってみようかなー」とコメントしたのを完全に忘れていたことに、この記事を書いていて気づいたので今週末ぐらいに作ろうと思います、はい。





・葵ちゃんのツイートにリプやRTをする。

さてさて、ずいぶん懐かしいツイートを貼らせていただきました。
ここまでこの記事を読んでくださっている皆様なら葵ちゃんをフォローしていないと言うことはないと思いますが、もししていない方がおられたらこの機会にぜひ。

フォローしたらツイートの通知をオンにしておくと良いですよ。
むちゃくちゃお手軽にQOLを上げられるのでおすすめです。

そうして日々葵ちゃんのツイートから元気をもらっている私ですが、その中でも特に好きなのがおはようツイートです。


朝起きて出かけるまでというのはどうしても憂鬱な気持ちになりがちです。
特に寒くなってきたこの時期、気持ちの良い二度寝の誘惑を振り切って学校や仕事へ向かわなければならない日も多いかと思います。

それでも、葵ちゃんの「おはよう!今日も頑張ろう!」というツイートを見ると、「葵ちゃんが頑張ってるんだから、俺たちが頑張らないわけにはいかないなあ」と全人類思うことでしょう。
思わない?じゃあ明日から思いましょう。




・生放送の感想を皆と共有する。

ハッシュタグ「#葵の生放送」というやつですね。
どうしても生放送中や生放送後は話したいことが多すぎて、タグを付けるとツイート数が増えてしまいます。

それでTLを埋めるのが申し訳ないのであまりつぶやいてこなかったんですが、ある時ふと気づきました。
(どうせフォロワー歌劇団しかいないんだから、葵ちゃんの話でTL埋めても良いのでは…?)
この良くない開き直りに気づいてからというもの、何の迷いもなく感想をTwitterに垂れ流す日々を送っています。
(フォロワーの皆様いつもうるさくして本当にすみません。これからもうるさくします。すみません。)

それから生放送と言えば忘れてはいけないのが会員限定生放送。
こちら月々たったの550円(税込)払うだけでなんと!
無料で会員限定生放送に参加できちゃうんです・・・!

歌劇団の満足度驚異の120%超え(当社調べ)と噂の限定生放送。
ぜひ君もその目で確かめてみてくれ!

(それから会員になると葵ちゃんのブログが読めます。これがまた面白いんだナァ・・・。)





・ファンアートを描くためにイラストの練習を始める。

こちらもTwitterのタグ「#葵の絵」で皆さんの素敵な葵ちゃんを堪能できます。
また、6月の生誕祭以降、葵ちゃんが半月ごとやイベントごとにモーメントを作ってくれていますので、そちらもぜひチェック!してみてください。

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ちなみに私のアイコンも#葵の絵ですが、泣きぼくろをつけ忘れていたことを今思い出しました。
バレないうちにこっそり直そうと思います。





・生誕祭などの企画に参加する。

「富士葵誕生日2020合同企画」というものを企画していただきまして。
全く主導でも何でもなく、ただボイスを送っただけの私がこの企画について触れて良いのか分かりませんが、一応末席にいる身として図々しくも企画に参加したと言わせていただきます。
とはいえこれに関してはあまり多くを語るより、動画を見ていただくのが一番早いです。


もうね。歌劇団の愛はここまで来たかという感じです。
イラストを描く人がいて、歌を作る人がいて、編集する人がいて、全体をとりまとめる人がいて…。
歌劇団一人一人が、本当に葵ちゃんのことが好きなんだと伝わってくる、大好きな動画です。


動画の概要欄にもありますが、こちらのリンクから特設ページに飛ぶことができます。
イラストや音源、絵コンテのラフなども載っているので、見たことない方はぜひ一度見てみてください!
こんなんが無料で見れてええんか…?





・好きなものを大きな声で好きだと言う。

歌劇団の鳴き声が「葵ちゃん好き…」であることは皆さん周知の事実かと思われますが、私もその例に漏れず二日に一回ぐらいは葵ちゃんに告白しています。

そりゃあもう葵ちゃん好きなんですよ、むちゃくちゃ。

本当はこの記事を書く前に寄稿しようと思って書いた文章があったんですが、なぜかむちゃくちゃ長いただのラブレターになっちゃったので、今こうして一から書き直しているぐらいに好きなんですよ。





でもそんなに好きなのに、去年までの私はそれを口に出さず、一人胸の内に秘めていました。

その「好き」は誰にも届かず、伝わらず、私の中で殺され続けていました。

「好き」を殺すことはとてもつらいことです。

誰かが自分の「好き」に心ない言葉をぶつけた時。

もめたくない。バレたくない。やり過ごしたい。

そんな思いで何も言わずにへらへら笑う度、私の中の「好き」が死んでいきました。




「愛する者を守る強さ、心折れそうな時でも常に笑いで吹き飛ばす強さ、過去未来どちらを見ても自分がしっかり生きていれば悔いは残さずに前に進める。

家族でも友達でも好きなキャラクターでも動物でもいいから「あなたがいれば…」そんな相手を見つけられるってすんごいことだよなって歌いながら思った富士葵でした!!!」(動画概要欄より抜粋)


思えば、悩んでいる時や苦しい時はいつも葵ちゃんに助けられてきました。

つらい時には葵ちゃんの生放送で一人じゃないことを思い出しました。
落ち込んだ時には葵ちゃんの動画を見て笑顔になりました。
苦しい時には葵ちゃんの歌を支えにもう一度立ち上がりました。

だから。不器用な私だけど。ちゃんと言葉であなたに届けたいから。

もう「好き」を殺すのはやめにします。
葵ちゃんがいてくれるから強くなれるのだと、堂々と胸を張ります。

葵ちゃんが好きだと全世界に伝えます。
恥じることなく。悖ることなく。まっすぐに。



葵ちゃん、大好きだああああーーーーー!!!!!!!!








さて、言いたいこと言ったのでそろそろ終わろうかと思ったんですが、そういえばタイトルの「声出してよっしゃいくぞー!というお話」に一切触れてないんですよね。

というわけで、もうちょっとだけ続くんじゃ。

※ここからはただでさえ薄かった振り返り要素が完全に消えて自分語りになるので、興味ないよ、という方は先ほどの特設サイトに飛んで葵ちゃんのかわいさに酔いしれててください。




先述したように、私にとって2020年は積極的に動くということを意識した一年でした。
一つ一つは取るに足らない小さなことでしたが、私にとっては確かな変化でした。

そうして少しずつ自分から動き出して、分かったことがあります。



それは、黙っていると永遠に何も伝わらないということ。



何を当たり前のことを言ってるんだ、と思われるかもしれませんが、黙々と消費を続けていた私にはそんな当たり前のことすら理解できていませんでした。

対面でのコミュニケーションであれば、表情や身振り手振りで自分の感情はある程度伝えられます。対面でなくても、電話などの声が聞こえる媒体であれば、抑揚やイントネーションなどからも感情は読み取れます。

けれど、ここは違います。
このインターネットという場所は、そうじゃないんです。

葵ちゃんは私達へ表情豊かに、そして全身をあまねく使って動画を届けてくれるけれど。
葵ちゃんからは私達の顔は見えません。
どれだけ動画が面白くて笑っていても、歌声に感動して泣いていても、言葉にしなければ永遠にその思いが伝わることはありません。

とはいえ思いを言葉にすると言うことは、簡単なようでいて実は難しいことです。
こんなことを言って大丈夫だろうか。幻滅されたりしないだろうか。
空気を読み間違えていないだろうか。うまく伝えられるだろうか。
きっと様々な不安が頭をよぎると思います。

私自身、今こうして文字を紡いでいても、全く話はまとまらないですし、自分の言いたいことの何分の一も伝えられている気がしません。
ああ、ダラダラ長く書いてしまっているな、きっと後から読み返したら恥ずかしいんだろうな、そう思うとこうして書いていても手が震えてきます。








それでもきっと、伝えなければならないんです。
歌劇団を名乗るなら。
応援していると言うのなら。

  動画面白かったよ。
  今週の生放送楽しみ!
  久々のコラボ、頑張ってね。
  おはよう、行ってきまーす!
  遅くまで無理しないでね、おやすみ。
  いつも応援ありがとう!
  大好きだよ、葵ちゃん。



簡単な言葉で良い。毎日じゃなくても良い。

私達はちゃんと見ている。ここにいる。
あなたの応援は、私達に届いている。

そのことを声で。言葉で。
あなたに伝えると決めたのです。




~最後に~

さて、もう本当に長くなってしまって申し訳ない限りなんですが、結局のところお前は何が言いたかったんだと言われますと、

「ROM専の人も、たまにはコメントしてみると楽しいよ」

というただこれだけでございます。いやほんと長々と申し訳ない。


アウトプットに慣れてない人って、じゃあいざリプを送ろう!と思ってもさっき言ったような不安を色々考えると思うんですよ。実際私もそうですし。

でも別にそこでクリティカルなことを言う必要ってどこにもないんですよね。
それこそ「おはよう!よっしゃいくぞー!」ってなもんで十分なわけです。

この「よっしゃいくぞー!」って、先ほどの生誕祭の企画で私含め歌劇団が葵ちゃんに届けた言葉なんですよね。
録音して送って、編集してもらって歌になって。

葵ちゃんを大好きな人達が、大好きだという気持ちを一杯に込めて贈った言葉なんです。

だからね、大丈夫ですよ。

あなたの「よっしゃいくぞー!」もきっと、葵ちゃんに届きます。


それでは皆さんご一緒に、せーのっ!

「「「よっしゃいくぞー!!!」」」





――追記――

Vtuberを色眼鏡で見ていたリアルの友達に「俺は葵ちゃんが好きだ!Vtuberが好きだ!この歌を聞けええええ!!!」と開き直って布教したところ、なぜかぽこピーにドはまりしていました。なんで…?


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