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好きな物を買ったら仕事のやる気が戻ってきた



仕事と自己実現が結びつかない人はミニマリストになると、働く気力がなくなる。と思う。身をもって体験した。

ひとり自営業で働くという過程を経てたどり着いた私の価値観「仕事≠自己実現」。

昔は私も「仕事=自己実現」「仕事=自己評価」なのだと思っていた。
というよりも、思い込まされていた。

テレビや映画の世界では、働いてキラキラしている人たちが目に入り、芸能人やモデル、歌手は賞賛され、自分も大人になったらそんな人たちに近づきたいと思っていました。

そしていざ大人になる。自己実現を目指して就職する。うまくいかない。やっぱり自分はダメなのだと悩む。

苦労が苦手なので、なんとか自分が楽に実現できそうな職業はないかと、模索する。そんな模索の中で、ある業種のひとり自営業に辿り着いたわけです。

自営業ともなると、自分でやる気を起こさないことには仕事にならない。もしくは金銭的に切羽詰まっている、とか。

若い頃はそのどちらもがあったので、がむしゃらだったと思う。お休みもほとんどなく。
稼ぎたい!という野望もあったし。

しかしミニマリストを目指し、物欲(特におしゃれなものに対して)が少なくなり、おまけに貯蓄も増え、働くのはやめないというタイプの配偶者までできて、もはや働く理由がなくなってしまった。

稼げる人間になりたい!という野望もどこへやら。
ひとり自営業を続けている間に習得した「仕事=自己評価」ではないという価値観のおかげ様で、もはや貯蓄を増やすためだけに働いているという状態。

そうです。人の役に立ちたい!なんて高貴な感覚を未だ持ち合わせていない自分勝手三十路人間なんです。すみません。

そんなこんなで、仕事に対してモヤモヤした気持ちを持ちながら過ごしておりましたが、晴れてマキシマリスト宣言をしたことにより、あら不思議。
欲しいものを買うために、仕事も頑張らなくては!の気持ちが帰ってきました。

ミニマリストを目指すのはやめましたので、なんでも買える(予算の許す限り)身分になりまして、楽しく散財しながら(ご利用は計画的に)、仕事に精を出している今日この頃でございます。

欲しいものがあるって素晴らしい!人生へのやる気も出てきたかもしれない!
といいつつ、さっさとセミリタイアしたいんですけどね。てへ。

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今日のおやつ:無印良品 かりんとうきんぴらごぼう

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