見出し画像

書くことの幸せ

 先日約4カ月ぶりに投稿した勢いでもう1本記事を投稿しよう。多分完成度は低いテキトーな文章だけど、一応自分以外の人に向けて書いて投稿して、という過程が大事だと思う。以前にもどこかの記事で言及したかもしれないけど、「書くこと」が自分の精神安定に影響している。これは僕が引きこもりだった頃、坂口恭平さんの書籍からヒントを得たことだ。「創ること」が精神安定?のキーとなるけれど、その中でも「書く」ことなら誰でも取り掛かりやすい、というような内容だったと思う。
 
 その話を知った頃、引きこもり始めて約1年が経っていた。久しぶりに「書く」という解決策があることを思い出した。僕は昔から書くことが好きだった。浪人生の頃、不安定な日々と格闘するため、ストレス解消のために書き始めたのが最初だったと思う。その後学生になっても、旅をしていても、働いていてもノートやパソコンに断続的に自分の思いをぶつけていた。そして大体「調子が悪いな」と感じるときは、書くことを忘れていた。当時は感性が鈍っていたから書けなかったのだと思っていたけど、書かなかったからこそ感性が鈍っていたのだと今では思う。
 
 結局その後書き始めてすぐに引きこもりは脱出できなかったし、何度か書くことを忘れてまた思い出してというサイクルを繰り返した。だけど、最終的に引きこもりを脱出して少しずつ社会復帰していく頃、「1日1000字」を目標にして書いていた時期もあった。まあ、それもなかなか継続することは難しくて、止めたり再開したりを繰り返しているけど、ここで投稿している記事も一応「1記事1000字」が目安ではある。

 もう1つの論点は「自分向けに書くのか?」「他人向けの書くのか?」の違い。僕は自分向けに大量に日記を書いてきているし、中には恥ずかしくて他の人には見せられない内容も含まれる。それだけ自分の感情や感覚を素直に文章化しているし、それ自体は生きていく中で必要なことだと感じている。書き慣れていないとき、とりあえず自分の気持ちを高めたいときは、こちらで十分だと思う。

 逆に「他人向けに書く」ことで、感情や感覚を100%表現することは難しいかもしれない。だけど「自分のメッセージを発信する」ことには、また別の満足感がある。それも自己満なのだろうけど、それでも楽しいのなら全然OKだろうし、もしその中で何かを学んだり気付いたりしてくれる人がいるのなら、さらに嬉しい。これも経験を重ねることで、少しずつ人に伝わる良い文章が書けるようになっていくのだろう。

 とりあえず今日は1000字を超えたので、このあたりで終わりにしたい。今回は「書く」について書いたのだけど、次は「創る」の話も書いてみたい。また気が向いたときに。それでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?