6月5日について話そう。
窓に流れる景色に、とても懐かしいと感じる場所があります。
過去にそこに住んでいたんじゃないかな。。と思ってしまうほどの。
川を隔てて見えるその家は、白岩の上に建ち、朱と碧の屋根が緑の木々に覆われ、香りのカタマリのような物となって私の感傷に触れて来るのでした。。
その場所を通るのは、年に数回と少ないのですが、いつもマイクロバスの中で1人、その窓に流れる景色を不思議な気持ちで眺めていました。
その後、少し大人になった私は数年ぶりにその場所を通る機会がありました。それまでは、大勢