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愛車を修理に出して1ヶ月が経ちました

予想外な幕開け

私の愛車はルノー・ルーテシア・ゼンMTです。

MT車ですがスポーツモデルというわけではなく、ベーシックモデルです。
別にスポーツカーみたいなスペックはいらないんですよね。
国産車含めてMT車を色々物色した結果、たどりついた愛車です!

エンジンが900ccターボという国産車にはない排気量ですが、
900ccとは思えないくらいよく走ります!
日常使いでは不満はなく、長距離ドライブも快適。
デザインに一目惚れしたというのもあります。

書きながら写真を眺めて惚れ惚れしてます

というわけでお気に入りのわがルーテシアくんですが、
1ヶ月前にトラブルが…

ある日の走行中、けたたましいブザー音とともに水温異常ランプが点灯。
とりあえず近くのスーパーの駐車場に避難して確認してみると、
車の下からエンジンを冷却するクーラント液が漏れていました。

もしやと思いボンネットを開け、クーラントのタンクを確認してみると
中身がスッカスカ…この時点で絶望です。

JAF呼ばなきゃだめか?
でも一番近いディーラーまで20キロ以上離れてる。
しかも会員じゃないからものすごく金がかかる。
ほかに方法はないか?

いろんなことが頭をぐるぐるしていました。


※私の場合、ルノーの延長保証(ルノーエクステンデッドワランティ)に
加入していたため、実はロードサービスが付帯していたのですが、
その時は気がつかず、ディーラーで教えてもらいました。
自分の車の保証や保険の把握、大事ですよ。本当に。


そんなことはつゆ知らず、頭をフル回転させていると、
ふと目に入ったのはイエローハット。

クーラント液買ってきて、補充したらディーラーまで走れないか?

方針が決まればすぐ行動。
イエローハットまでダッシュして、クーラント液を買ってきて補充。
幸い、ドバーとは漏れてこない。点滴の速度より遅いくらい。
これならなんとか走れそうだ。
ちなみにイエローハットの人に事情を話したら、
うちでは対応できない。レッカーを呼んだほうがいい。
と言われました。そりゃそうよね。

ディーラーまでの道のりはかなり長く感じましたが、
それ以上の異常は起こらず、無事到着。すぐに見てもらえることに。

長い戦いのはじまり

新しいアルカナを眺めながら待っていると、
メカニックの人がやってきて、原因を説明してくれました。

・クーラントホースがオイルクーラーに干渉して穴が開いている。
・オイルクーラーがクーラント液を被ってしまっているので
 交換が必要だが、部品がない。
・明日国内に部品があるか調べる。
・乗って帰れる状況ではない。

干渉した原因ですが、
他の車を見るとその部分は干渉していないため、
おそらく固定方法が間違っているとのこと。
自分で触っていないとなると、
前回の車検のタイミングである可能性が大きいらしい。
買ったディーラーでずっとお世話になっていましたが、
まさかこんなことになるとは。

買ったディーラーに連絡するか、ここで修理するかを聞かれましたが、
買ったディーラーに対する不満が蓄積していたこともあり、
修理をお願いすることに。
部品の納期と保証が適応されるかをルノー・ジャポンに確認して
また連絡しますと言われ、その日は電車で帰宅しました。

翌日、電話が来ました。

・保証が適応されるので費用はかからない。
・国内に部品がないので、フランスから取り寄せになる。
・確定ではないが1月の2週目に入荷できるかも

この時点で12月半ば。
もし保証が適応されなければ買ったディーラーに電話しようと
考えていましたが、それはやらずに済みました。
年末年始は仕事で、車は使わない予定だったので
引き続き預かってもらうことに。

車に乗りたいなーと考えながら時は流れて、
1月2週目の金曜日、ディーラーから電話が来ました。

・昨日入荷予定だった部品が届かず、今日も届いていない。
・今ルノー・ジャポンに確認を取っている。
・予定より修理が遅れる。

取り急ぎの連絡ということで、わかったら連絡しますと言われました。
この時点で嫌な予感が…

夕方、また電話が来ました。

・確認したら、部品がまだフランスの倉庫を出ていない。
・通常発注を緊急発注に切り替えてなるべく早く取り寄せる。
・いつ入荷できるかは全くわからない。
 (日本に到着するまで配送状況が追えないらしい)
・経験上1月中の修理は厳しい

戦いはまだ続く

これで約2ヶ月、車なしが確定しました。
仕事で車は使わないし、原付もあるのですぐには困りませんが、
なければないでフラストレーションが溜まります。

私が車を選ぶ時、ルノー、プジョー、フィアットなど
日本ではマイナーな欧州車という選択肢を勧めてくれたのは、親父でした。
ちなみに親父も外国車(シボレー)乗りです。

そんな親父にルーテシアを買う話をした時、
外車には国産車並みのサービスやサポートを期待してはならない。と
散々聞いていましたが、奇しくも当たってしまったようです。

買ったディーラーと今回修理に出したディーラーは
同じルノーでも運営会社が異なりますが、対応は似たりよったり。
こまめに状況報告の電話をくれるだけ今回のディーラーの方が丁寧です。

外国車に乗るには、
お金以外にもいろんな覚悟を決めなければならない。
そう実感しました。

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