PDUが足りなくてPMPを更新できない？
PDUが足りないと言う人は多いです。
職場でPMPをとれと言われ頑張って合格したけど、更新する自信がないという相談を時々受けます。
逆に、PDUで困っていない人もそれなりに居るのですが、あまり知られていない気がします。
話を聞くと、職場で言われてPMPをとったという人の多くは、そもそも試験や更新に関する制度を理解していないことに気づきます。PMPを受験するためにはPMI倫理規定を遵守することに同意しなくてはいけないはずですが、よく読まずに申請してしまうようです。
英語が苦手という人はGoogle翻訳など活用しましょう。
話が逸れました。
PDUですね。
費用をかけずにPDUを取得するにはどうすればよいか
今回はおすすめの方法を２つ紹介します。
Projectmanagement.com
ひとつめは、PMIの年会費を払っている人へのおすすめとしてPMI.orgのIDと連携できるProjectmanagement.comです。
How to Earn Free PDUs
https://www.pmi.org/membership/free-pdus
Attend a WebinarのところにあるProjectmanagement.comで動画を見るだけです。
最初にPMIのアカウントとProjectmanagement.comの紐付けをしておけば、
PDU付きの動画を見るだけで、自分で申請しなくてもPDUが登録されます。（動画視聴後、数日かかります）
書籍による自学自習
もうひとつは書籍などによる自学自習です。これならPMIに会費を払っていない人でもPDU登録できます。自分で書籍を購入して勉強したくても、お小遣いで買うにはプロジェクトマネジメント関連の書籍代が痛いという人もいます。職場の図書費予算で購入できる場合もあるでしょうし、もちろん図書館を活用してもかまいません。
書籍による学習でPDU申請するために必要な情報はこれだけです。
著者名
タイトル
詳細（といっても書籍紹介の要約などで十分）
学習開始日、学習終了日
学習時間とPDUの割り振り
1時間の学習が1PDUに相当し、申請可能な単位は0.25からです。
ビジネス書を読むのに何十時間もかける人はいないと思いますが、常識的な範囲で実際の学習時間をPDUにカウントしても大丈夫でしょう。申請内容は英語の方が無難なので、英語が苦手ならGoogle翻訳にかけて貼り付けましょう。
タレントトライアングルのどの領域にPDUを割り振るかは、書籍の内容とPMP更新要件を充足していない領域のバランスをみて考えればよいです。
監査があった場合は、読書した内容の概要と日付を記載した学習記録があればよいです。堅苦しく考える必要はなく、目次の見出しを要約して、何を理解したかなど数行のメモを残しておけば十分です。
それ以外の方法として、私自身は他にも社内でやったちょっとした勉強会をネタにPDU化して、勉強会メンバにも申請方法を共有したりしています。
PDUはこまめに登録していこう
私のまわりではほとんどの人が、今月PMP更新月というタイミングで、それまでに受講した教育の受講証明書やPDU証明書を探したり引っ張り出したりしてPDUを登録しています。その段階になってPDUが足りないことに気づいたり、証明書を紛失している人がとても多いです。
監査対応のために受講証明書などの記録は数年間保存しておくものですが、PDU登録せずに紛失するくらいなら、こまめに登録して紛失してしまう方がいいですよ。申請が通ったPDUに対して何年もたって監査の連絡が来るなんてことはまずありません。
自分が何PDU分の証明書をもっているかを気にするより、今PMIの自分のIDに何PDU登録してあるかをいつでも見れる状態にしておきましょう。
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