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ICT教育の実践事例集

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実践しているICT教育の授業実践事例をまとめています。
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2021年10月の記事一覧

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episのSTEAM教育プログラム|デジファブラボわかば深圳教室『3D &VRで楽しさ盛り盛り👻- ハロウィン👻デジファブ3d&VR展覧会-』

昨日、デジファブラボでハロウィンイベントを開催。VR空間に展示された自作の3Dデザインを自由自在に動かして、ラボ生たちもVRの初めての楽しさに大盛り上がり😊 後半は、ハロウィン=お化けということで、VRのゾンビゲームで楽しさも最高潮に!テレビでプレイするゲームとは異次元の楽しさと臨場感にプレイヤーも周りのギャラリーも手に汗握る恐怖に震えてましたね😂

『Maker Faire Shenzhen』の特設ページ『Meet the maker』に私たちのプロジェクトが掲載されました。

『Maker Faire Shenzhen』の特設ページ『Meet the maker』に私たちのプロジェクトが掲載されました。 ラボ生たちは、自分たちが世界のMakerたちの一員になれたことをとても喜んでくれていました。

Maker Faire Shenzhenへの出展が決定しました!!!

11月20・21日の2日間、深圳で行われる『Maker Faire Shenzhen』のバーチャル部門において『コーヒーかす消臭ポット』のプロジェクトが正式に出展されることが決定しました!!!ものづくり素人同然の私たちにとって、Maker Faireに出展できるなんて夢のまた夢みたいなことだったので、ラボ生たちもみんな大喜び!!!

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『デジファブ ハロウィン3D•VR展覧会』開催に向けて、複数のアバターで参加できるか実験しました。

『デジファブ ハロウィン3D•VR展覧会』開催に向けて、ラボ生に協力してもらって複数のアバターで参加できるか実験しました。 招待リンクから入って、Googleアカウント、Apple ID、Microsoft アカウントのいずれかを持っていればVR空間『Spatial』にサインインできました。 そして、そこからアバターを含めたプロフィールを作成し、オキュラスクエストとペアリングが完了すると招待先のVR空間に自動的に入れることも分かりました。 これで世界中どこからでもVR展覧会に参加できるようになりました🌏 協力してくれたラボ生たちは、ずっと大興奮状態(笑)大はしゃぎしながら、大きな家を片手で振り回したり、マンモスを巨大化させたり、私にぶつけたり(痛くないけどね)してました😊

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ICT教育の実践事例|ラボ生たちがデザインした自由で奇妙な3Dオブジェクトがギャラリーに🎃|ハロウィン3D・VR展覧会を開催|epis Wakaba Shenzhen Digifab Lab.

10月30日(土)、31日(日)の2日間『デジファブ・ハロウィン3D・VR展覧会』を『Spatial』という異なる場所にいる複数のユーザーが、デバイスを問わず同じVR/AR空間を共有できるプラットフォームVR空間にて開催します。 ラボ生たちが3D CADでデザインした自由で奇妙な3Dオブジェクトが、昨日多数アップロードされ、展示会に向けて今後配置していきます。 ーご入場方法ー Googleアカウントを作成いただき『Spatial(https://spatial.io/)』にてアカウントを作成ください。土曜日に招待URLを公開しますので、そちらからご入場できます。 Oculus Quest2などのVRゴーグルをお持ちの方は、上記Spatialのページにてペアリングをしていただければ実際にこのVR空間の中に入ってご覧いただけます。

ものづくり素人の塾講師と小・中学生が、5ヶ月間にわたってゼロから取組んだ生分解性樹脂プラスチックを使ったものづくり(生ごみプレス・コーヒーかす消臭ポット・ベッドサイドライト)の挑戦の記録

『サマリー』プラスチックは、昔ビリヤードの球が象牙で作られていた頃に動物保護(環境を守る)の観点から象牙に代わる新しい材料として生まれました。今回のこの生分解性プラスチックによるものづくりも、そういった私たちの生活においてプラスチックが共存できる新しい形(製品)を生み出したいと考え『生ごみプレス』を製作し、『コーヒーかす消臭ポット』や『ベッドサイドライト』など他の用途も考え出しました。また、ゴミの量を減らすことも製作での重要な狙いと考え、生ごみの水分量を減らしたり、コーヒーか

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ICT教育の事例紹介|ハロウィン3D・VR展覧会を開催|epis Wakaba Shenzhen Digifab Lab.

下記日程において、episわかば深圳教室デジファブラボのラボ生による3Dデザインによる作品展覧会を開催いたします。VR・ブラウザの両方から閲覧可能です。閲覧方法等の詳細につきましては、近日中に発表いたします。 10月末のハロウィンに向けて現在チュートリアルコース(小学生)のラボ生が3D CADを駆使して製作に励んでくれています。今回の展覧会ではそれらの力作たちをVR空間のギャラリーにて展示することにしました。 これによって、3Dプリンターだと造形までに1日程度かかってしまう製作時間が不要で.glbファイルをアップロードすれば瞬間的にしかもフルカラーで再現できます。 またVR空間での展示となるので、物理的距離も関係なく、誰でも海外からでも自由に無料で作品を閲覧できますし、oculusquest2などのVRゴーグルを使えば、まさにギャラリーにいるかのようなリアルな体験が可能となります。

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ICT教育 の実践事例|デジタルの日なので2進数で遊ぼう!|episわかば深圳教室 中学数学先取り講座(DASH講座)第2講

今年から10月10・11日が『デジタルの日』に制定されたので、デジタルにちなんで【2進数】の授業を実施しました。 『n進法』と聞くと中学3年生でさえ頭を抱えて嫌がる内容ですが、6年生の生徒たちはみんな夢中で楽しんでいる様子がとても印象的でした。 先取り学習って、何も先で勉強することを早めに学習することだけでは『数学って難しそうだから嫌い』ってことをいち早く植え付けるに過ぎない。 そうじゃなく、 『算数と違って、数学ってこんなにも、例えば数の概念がどんどん拡張されて楽しいものなんだあ!』っていう『楽しさを先取りする』ものがあってもいいんじゃないかと、生徒たちの楽しみながら夢中で2進数と遊ぶ様子から感じることができました🙂

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デザインもクラウドで共有する時代へ|バイオPBSフィラメントを使ったものづくりの挑戦|epis Wakaba Shenzhen Digifab Lab.

episわかば深圳教室のデジファブラボでは、ラボ生たちが自ら3Dcadでデザインしたオブジェクトは、全て著作権フリーで世界に発信・シェアしています🌏 SNSでテキストや音声、動画を発信・共有するのと同じように、今では自らデザインしたオブジェクトのデータ(.stl)を発信・共有することができます。 だから、例えば、地球の反対側にいる友人にレゼントを贈る時も、その友人の身近に3Dプリンタがあれば、自らデザイン・設計したオブジェクトを輸送せずに(プリントして)届けることができるということです。 そうなれば、タンカーや飛行機を飛ばして地球を汚すことなくオブジェクトを瞬時にどこでも共有することも可能になります。 そんな未来の物流イメージを、デジタルファブリケーションを通して実感していってもらいたいと考えています。

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Fabble|プロジェクトの記録|バイオPBSフィラメントを使ったものづくりの挑戦|epis Wakaba Shenzhen Digifab Lab.

生ごみプレス製作プロジェクトをファブ3Dコンテストに出展応募するために、『Fabble(https://fabble.cc/)』への投稿作業に入りました。 このサイトは、「文脈やストーリーと深く紐づいたモノづくり(FAB)」プロジェクトのための、共有ウェブサービスです。 モノづくりのプロジェクト全体の進行を管理し、モノづくりの知識やその背後にある物語を、さまざまな粒度のコミュニケーションを通して包括的に記述・保存・蓄積・伝達していくことを支援します。(Fabble HPより引用) そこで、まずはコンセプトメイキングからオブジェクトの完成(未完成)までをプロジェクトの取り組み内容で仕切り、サマリーを仕上げました。 【サマリー】 プラスチックは、昔ビリヤードの球が象牙で作られていた頃に動物保護(環境を守る)の観点から象牙に代わる新しい材料として生まれました。 今回のこの生分解性プラスチックによるものづくりも、そういった私たちの生活においてプラスチックが共存できる新しい形(製品)を生み出したいと考え『生ごみプレス』を製作し、『コーヒーかす消臭ポット』や『ベッドサイドライト』など他の用途も考え出しました。 また、ゴミの量を減らすことも製作での重要な狙いと考え、生ごみの水分量を減らしたり、コーヒーかすのリサイクルできるようにしました。また、3Dプリント時に棄ててしまうラフトやオブジェクトの切れ端も、オブジェクトのパーツや分解観察の材料として活用できるようにして、製作段階で出るゴミの削減も実現しました。 チームとして参加するにあたり、教育機関としてデジタルファブリケーションを通して小学生や中学生にものを創造する楽しさだけでなく『プロトタイピング(失敗)の大切さ』『生分解性プラスチックへの正しい(化学的)理解』『(プラ)ごみ問題への課題意識と解決』『サステナブルな社会の実現に向けた自らの将来的役割(将来の夢の創出)』などエンジニア的・科学者的な思考を育んでいき、つかう側からつくる側に立って未来を切り拓いていくSTEAM教育プログラムの開発と拡散を念頭に置いて取り組んできました。 結果として、ラボ生たちの中には将来の夢として3Dプリンティングを通したものづくりを研究していきたいと自ら考えるようになり、具体的な進路(高校進学)決定に大きく寄与できるものとなっています。また、プロジェクト開始当初からプロジェクトの遂行や実験の様子をinstagram、note、youtube等SNSへ投稿していくことで、より多くの方々に生分解性プラスチックのことや、このプロジェクトのことを知ってもらうことができています。 そして、今回のプロジェクトを一緒に取組んだラボ生たちからも感想をもらおうとお願いしたら、一人のラボ生から以下のようなコメントをしてくれました。 【共享是发展的加速器『共有は発展の加速器だ』(中学3年生:N.Iさん)】 何もかもが新しく、わくわくも大きかったですが、前があまりにも曇っていて不安に思うところも多かったです。強度を確かめるにも、新しいフィラメントのため、実験を参考にするか、実際に作るしか強度を確かめる方法がありませんでした。ただし貴重なものをそんなに多く使うわけにもいかず、普通のフィラメントで確かめつつ、新しいフィラメントではどのような形が最も安定するかなどを先生に確かめていただきました。何度も繰り返すことでしか前進できないこの作業は、うまくいかないとどうしても気が滅入ることでした。しかしそういった中での仲間の共有、果てには世界への発信は、新たな発見を生み出す推進力でもありました。 このコメントをもらった瞬間、思わず『深圳という街の風土がラボ生たちのエンジニアとしてのマインドを育んでくれている』と強く感じました。 深圳の人口は1,343万人(2019年末時点)で、東京都の人口とほぼ同じで、1980年から約40年で42倍。また、深圳の成長速度は急激で「深圳速度(深圳スピード)」と呼ばれ、深圳GDPは香港の1%未満であった1980年2億7000万元から、40年で2019年2兆6,900億元へ1.4万倍に急速に発展してきました。 そんな深圳速度を実現できた要因の一つが『テクノロジーのオープンソース化』です。発明された技術は次の日には全体に共有され、既得権益に縛られず、そこから新たな製品が次々と開発・進化を遂げることで、大きな変化を作り出し、世の中をよりよくしようと考えられています。 このマインドは、生ごみプレスにも生かされており、著作権フリーで誰でも無料でSTLデータをダウンロードし、加工・販売できるようにしています。

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デジファブラボの賑やかな1日|土曜日のオープンラボの様子をご紹介します|生分解性樹脂を使ったものづくり epis Wakaba Shenzhen Dibifab Lab.

epis わかば深圳教室のデジタルファブリケーション講座(通称:デジファブ)のオープンラボの様子をご紹介します。 この土曜日開講のオープンラボでは、チュートリアルコース・プロジェクトコースの全ラボ生が全員集まり、各々が自主制作に取り組んだり、プロジェクトを進めたり、VRゲームを楽しんだりと自由な雰囲気で行っております。 この動画は7月初旬に撮影したもので、中国でもコロナ禍のまだ大変厳しい状況でしたが、夏休みの特別ラボで製作するニンテンドースイッチ のジョイコン専用ホルダーに生徒のジョイコンがカチッとはまって大盛り上がり! また、チュートリアルコースの新しいラボ生が2名加わり、新しいクラスを追加で開講することができた時期でしたね。 さらに、三菱ケミカルさん提供のファブ3Dコンテスト用の生分解性樹脂フィラメントが教室に届いて、盛り上がりも最高潮に! コロナ禍で苦しい状況だからこそ、ラボ生たちはエンジニアとして、研究者として、ものづくりを通した世界のあらゆる問題解決に向けて新たなチャレンジに目を輝かせて前に進み続けています。

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つくる側になって自ら未来を切り拓く|3D CADによる デザインを3Dプリントするまでの流れ|生分解性樹脂を使ったものづくり epis Wakaba Shenzhen Dibifab Lab.

以前、元アメリカ大統領のオバマ氏が演説で『Don't just buy a video game, Make it !』と若者に訴え、『パーソナルコンピュータの父』と呼ばれるアラン・ケイ氏は『The best way to predict the future is to invent it !』という名言を残しました。 今回の動画では、3D CADでデザインしたオブジェクトを3Dプリントするまでの標準的な操作手順をまとめてみましたが、プロのSEでもエンジニアでもない私みたいな一般人でも生分解性フィラメントを使ってものをデザインし、創り出すことができる世の中であるということです。 そして、デザインしたオブジェクトのデータは、クラウド上に著作権フリーかつ無料でダウンロードできるように共有もでき、標準的な個人仕様の3Dプリンタさえあれば世界中の人々が船や飛行機、トラックといった物流を介さず瞬時にオブジェクトを手にすることができ、あらゆる側面で環境負荷をダイナミックに削減する可能性を持っています。 つかう側としてだけではなく、【つくる側】となって責任を果たせる人財をデジタルファブリケーションを活用したSTEAM教育プログラムで輩出していきます。

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ICT教育の事例紹介|3D CAD &3Dプリンタを使ったデジタルファブリケーション講座| epis Wakaba Shenzhen Dibifab Lab.

episわかば深圳教室では、小学1年生から中学3年生を対象としたデジタルファブリケーションの講座を開講しています。 この講座では、小学生を中心としたチュートリアルコース、中学生を中心としたプロジェクトコースに分かれていて、ラボ生たちは下記の6つの作業サイクルで、世の中の課題解決に向けたものづくりに取り組んでいます。 ①コンセプトメイキング ②2Dスケッチング ③3D CADによるデザイン ④プレゼンテーション ⑤レビュー ⑥3Dプリント(プロトタイピング) 現在、開講して約半年が経過しましたが、小学1年生の初心者でも3D CADを自由に操り、創造性豊かなオブジェクトを次々とデザインできるようになっています。 また、中学生はものを創るだけでなく、プロトタイピングにおけるプレゼンテーションとレビューも、発信力と表現力の身につけてもらうとても大事な行程として組み込んでおり、動画編集ソフトやアプリを操作しながら上手にプレゼンテーションできるようになりました。現在は、ファブ3Dコンテスト、MAKER FAIRE SHENZHENへの出展に向けた生分解性プラスチック製フィラメントによる3Dプリントのオブジェクト製作に奮闘中です。

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コーヒー消臭ポット|生ごみプレス|Raw Garbage Press(prototype)|全パーツのプリント完了|生分解性樹脂を使ったものづくり epis Wakaba Shenzhen Dibifab Lab.

生ごみプレス(コーヒー消臭ポット)のプロトタイプ全パーツの3Dプリントが完了しました。 多くの時間と失敗を要しましたが、それによってしか得られない生分解性樹脂製フィラメントの3Dプリントに対する最適な設定を知ることができ、ファブ3DコンテストおよびMAKER FAIRE SHENZHENへの出展に向けた最終バージョンの3Dプリントを開始することができそうです。 『サステナブル』『マイクロプラスチック』『カーボンニュートラル』『ケミカルリサイクル』『サーキュラーエコノミー』など世界各国が持続可能な開発目標(SDGs)に向けて大きく舵を切り、環境保護活動ではなく、経済政策レベルで急速に変化を遂げ、新たな産業が芽生え始めていることを最近強く感じます。 そんな中でこの『生分解性プラスチックによる3Dプリント』も大きく市場を成長させていくと考えています。 3D CADおよび3Dプリントを活用したSTEAM教育は、ものを創造する楽しさや喜びだけでなく、プラスチックの性質・生分解といった化学分野の知見も自然と体得することができ、将来のSTEAM人財の育成において大変有効な教育プログラムであると、ラボ生である子ども達のデザインに真剣に取り組む眼差しや完成したオブジェクトを手にした瞬間の笑顔から確信しています。