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BioPBSを使ったものづくりによるサステナブルな社会の実現

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生分解性樹脂BioPBSフィラメントを使った3Dプリンターによるものづくりへの挑戦の記録です。
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#3Dプリンター

みんなが自分で何かを作り、みんながそれらを使う楽しい世の中に🌏

デジタルデザイン共有サイトMakerBot 『Thingiverse』に共有していた『Coffee Deodorizer Pot』のデジタルデザインが、海外の方からコレクトされました! これまでも『いいね』を頂いたり『View』してもらうことはたくさんありましたが、創作したデザインデータを全く知らない海外の方からコレクトされるのは初めてで、本当に嬉しいです。 私たち一人ひとりが自分で何かを作り、それらをみんなが共有し、自由に使える世の中に変わったら絶対楽しいですよね🌏

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生分解性樹脂製フィラメントの3Dプリント実験|1008|バイオPBSフィラメントを使ったものづくりの挑戦|epis Wakaba Shenzhen Digifab Lab.

【プリント設定】 3Dプリンタ:CREALITY ENDER 2 印刷速度:(底部4層)1mm/s、(側面)2mm/s 底部層数(bottom layer):4 ノズル温度:180° ビルドプレート温度:設定せず adhesion:無 初回のプロトタイピングでは、ノズル速度を3mm/sで印刷し底部の反り上がりがあったため、今回は底部の層数を4層、速度を1mm/sで印刷したところ、現時点では反り上がりは見られない。 しかし、側面の印刷が上手くいかず部分的に凹凸ができてしまっている。これは逆にノズル速度が遅すぎるためと仮定し、速度を2mm/sに速めてプリント中。

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デジファブラボの賑やかな1日|土曜日のオープンラボの様子をご紹介します|生分解性樹脂を使ったものづくり epis Wakaba Shenzhen Dibifab Lab.

epis わかば深圳教室のデジタルファブリケーション講座(通称:デジファブ)のオープンラボの様子をご紹介します。 この土曜日開講のオープンラボでは、チュートリアルコース・プロジェクトコースの全ラボ生が全員集まり、各々が自主制作に取り組んだり、プロジェクトを進めたり、VRゲームを楽しんだりと自由な雰囲気で行っております。 この動画は7月初旬に撮影したもので、中国でもコロナ禍のまだ大変厳しい状況でしたが、夏休みの特別ラボで製作するニンテンドースイッチ のジョイコン専用ホルダーに生徒のジョイコンがカチッとはまって大盛り上がり! また、チュートリアルコースの新しいラボ生が2名加わり、新しいクラスを追加で開講することができた時期でしたね。 さらに、三菱ケミカルさん提供のファブ3Dコンテスト用の生分解性樹脂フィラメントが教室に届いて、盛り上がりも最高潮に! コロナ禍で苦しい状況だからこそ、ラボ生たちはエンジニアとして、研究者として、ものづくりを通した世界のあらゆる問題解決に向けて新たなチャレンジに目を輝かせて前に進み続けています。

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つくる側になって自ら未来を切り拓く|3D CADによる デザインを3Dプリントするまでの流れ|生分解性樹脂を使ったものづくり epis Wakaba Shenzhen Dibifab Lab.

以前、元アメリカ大統領のオバマ氏が演説で『Don't just buy a video game, Make it !』と若者に訴え、『パーソナルコンピュータの父』と呼ばれるアラン・ケイ氏は『The best way to predict the future is to invent it !』という名言を残しました。 今回の動画では、3D CADでデザインしたオブジェクトを3Dプリントするまでの標準的な操作手順をまとめてみましたが、プロのSEでもエンジニアでもない私みたいな一般人でも生分解性フィラメントを使ってものをデザインし、創り出すことができる世の中であるということです。 そして、デザインしたオブジェクトのデータは、クラウド上に著作権フリーかつ無料でダウンロードできるように共有もでき、標準的な個人仕様の3Dプリンタさえあれば世界中の人々が船や飛行機、トラックといった物流を介さず瞬時にオブジェクトを手にすることができ、あらゆる側面で環境負荷をダイナミックに削減する可能性を持っています。 つかう側としてだけではなく、【つくる側】となって責任を果たせる人財をデジタルファブリケーションを活用したSTEAM教育プログラムで輩出していきます。

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コーヒー消臭ポット|生ごみプレス|Raw Garbage Press(prototype)|全パーツのプリント完了|生分解性樹脂を使ったものづくり epis Wakaba Shenzhen Dibifab Lab.

生ごみプレス(コーヒー消臭ポット)のプロトタイプ全パーツの3Dプリントが完了しました。 多くの時間と失敗を要しましたが、それによってしか得られない生分解性樹脂製フィラメントの3Dプリントに対する最適な設定を知ることができ、ファブ3DコンテストおよびMAKER FAIRE SHENZHENへの出展に向けた最終バージョンの3Dプリントを開始することができそうです。 『サステナブル』『マイクロプラスチック』『カーボンニュートラル』『ケミカルリサイクル』『サーキュラーエコノミー』など世界各国が持続可能な開発目標(SDGs)に向けて大きく舵を切り、環境保護活動ではなく、経済政策レベルで急速に変化を遂げ、新たな産業が芽生え始めていることを最近強く感じます。 そんな中でこの『生分解性プラスチックによる3Dプリント』も大きく市場を成長させていくと考えています。 3D CADおよび3Dプリントを活用したSTEAM教育は、ものを創造する楽しさや喜びだけでなく、プラスチックの性質・生分解といった化学分野の知見も自然と体得することができ、将来のSTEAM人財の育成において大変有効な教育プログラムであると、ラボ生である子ども達のデザインに真剣に取り組む眼差しや完成したオブジェクトを手にした瞬間の笑顔から確信しています。

生ごみプレス|プロトタイプ:05|生ごみの重さが32.4%減りました|バイオPBSフィラメントを使ったものづくりへの挑戦|epis Wakaba Shenzhen Digifab Lab.

ついに生ごみプレス|garbage pressの完成形にたどり着くことができました! 今後は、生分解性かつ植物原料ベースのBioPBS(生分解性樹脂コンパウンド)FORZEAS(フォゼアス)を使ったフィラメントで3Dプリントしていきます。これによって、全てのパーツを捨てることになっても償却処分せずに土の中で自然分解されてプラごみを発生させません。 3Dプリントがうまくいけば、いよいよファブ3Dコンテスト、そしてMaker Faire Shenzhenへの出展に漕ぎ着けるこ

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FORZEASの3Dプリント実験|バイオPBSフィラメントを使ったものづくりへの挑戦|epis Wakaba Shenzhen Digifab Lab.

生分解性フィラメント|FORZEASを使った3Dプリント実験を開始。プリンター設定は下記の通り。 【設定】 3Dプリンタ:CREALITY ENDER 2 印刷速度:3mm/s bottom layer:2 ノズル温度:180° ビルドプレート温度:設定せず adhesion:無 FORZEASフィラメントが非常に柔らかく、ビルドプレートに接着しにくいので、ノズル温度を180°、FR値を下げて印刷速度を3mm/sにし、強粘度のノリをビルドプレートに乾いてしまう度に塗り重ね、出力されたフィラメントをピンセットで押さえつけることで何とかbottom layerのプリントが上手くいくようになった。

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FORZEASの3Dプリント実験0919|バイオPBSフィラメントを使ったものづくりへの挑戦|epis Wakaba Shenzhen Digifab Lab.

生分解性フィラメント|FORZEASを使った3Dプリント実験2日目。プリンター設定は下記の通り。 【設定】 3Dプリンタ:CREALITY ENDER 2 印刷速度:3mm/s bottom layer:2 ノズル温度:180° ビルドプレート温度:設定せず adhesion:無 印刷時間22時間を経過して高さ約1cmまで印刷完了。底部外側に反り上がりが見られる。内側には反り上がりは無し。外側側面にいくつかの穴があいてしまっており、スライスデータ通りにプリントすることは、市販の個人用3Dプリンタでは相当難しいと思われる。※現時点で、Biopbsフィラメントをサポートする個人用3Dプリンターは開発されていない。