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兼元さんの現経営陣側支持について思うこと

この数日、議決権行使について兼元さんと何度か話をしました。そして、兼元さんは最終的に私ではなく、現経営陣側に賛成票を入れられるとのことです。理由は、「福田さんと野崎さんを信じているから」ということです。

それに伴い、私は兼元さんとの価値観の違いを理由に、兼元さんと一緒に行っていた一般社団法人ハートシェイカーの理事を退任する意向を伝えました。

自分にとってはとても残念なのですが、僕は兼元さんの決断は尊重しますし、とても大きな決断をされたと思います。

同時に、私にとっては8/25日に向けてとても大きな正念場を迎えました。兼元さんの持ち株数は40万株。100株(1議決権)の方の4000人分が必要です。
実際株主名簿を見ると、持株数の少ない方からの3300人の方の支持が必要です。

一般的な選挙や多数決と違って、資本の論理での議決権の一つの側面を痛感しています。
ぜひ、一人でも多くの株主のみなさんからの支持をいただけたら嬉しいです。

下記、私が最後に兼元さんに送ったメッセージです。最後に口頭で話をしたのが昨日、8/15(月)23時で、その時点で現経営陣に賛成票を入れると伝えられたのですが、私は納得いかず、今朝8/14(火)6時半ごろに下記のメッセージを送りました。
そして兼元さんからは、18時半ごろに、改めて「現経営陣側支持」との最終の返事をいただきました。

私から兼元さんに送ったメッセージ

おはようございます。一晩考えて、どうしてもですが、兼元さんに最後言いたいことを。

以下、あくまでも杉浦の価値観で「僕はこう感じる」という話ですが、あまりにひどいと思うので、「正しい・正しくない」「合ってる・間違ってる」と断定的に使うことをお許しください。

兼元さんは「福田さん、野崎さんを信じているから」ということで、現経営陣側に票を入れるとのことでした。
僕も同様に二人のことを信じています。なのに、なぜ兼元さんと僕とでその上での行動が異なるのか。

兼元さんははっきり言って間違ってます。二人のことを信じてなんかいない。単に二人から嫌われたくなくて、甘やかしているだけです。
僕がOKWAVEを辞めてからこんな感じで三人で経営をしてきたから、お互いを甘やかしてきたから、生ぬるい関係でいたから、ガバナンスが崩壊して今回のようになっているんだなということがよくわかりました。

もうこれ以上、お互いを甘やかす関係はやめませんか?兼元・福田・野崎の三人のその関係性が、周囲の関係する人たち、今の社員の方々、すでに辞めたアルムナイの方々、株主のみなさん、取引先のみなさん、社会や未来の若者、そしてなんといってもOちゃんK君というOKWAVEに多大な迷惑をかけ続けて、今この瞬間も多くの人を傷つけ、怒らせ、悲しませ、迷惑をかけていることを正面から受け止めてほしい。

僕は、福田さん、野崎さんを信じています。もちろん兼元さんも。自分が行っているのは二人の(もしかしたら、兼元さん含め3人の)不正を暴こうとしているのではないです。ただ、事実を確認し、それを明るみにしようとしているだけです。
残念ですが3人はすでに社会から「何か不誠実なことをした人」と思われてしまっています。もし潔白なのであれば事実を明らかにしても問題ないはずですし、それしか3人の潔白を証明する方法はありません。

僕は、福田さんが4/24に「コンプライアンス違反をしていない」ということを言ったので、それを信じているから、事実を確認し真実を明らかにすることをとことん追求できる。
加えて、もし残念ながら万が一何らかの不正、法令違反がされていたとしたら、とても悲しいけれど、二人はその後罪を償ってやり直すことができると信じているから、とことん追求できる。

僕が望んでいる創業メンバー4人の関係性は、そんな風に相手を信じて、おかしいものはおかしいと言い合える関係です。お互いなれ合いで、甘やかすような関係ではない。

今、OKWAVEを再生するには、そういった生ぬるい関係性、ガバナンス体制を一掃し刷新するしかありません。それは、兼元さんだってわかっているんじゃないですか?
裁判とか捜査とかではなく、事実を自分自身の目で確認して真実を明らかにして、それで不正が行われていなければそれでハッピーじゃないですか。二人に心から、「今までいろんなしりぬぐいと苦労をさせてきてごめんなさい。ありがとう」と心から言えるじゃないですか。
※ただし、稚拙な経営判断をしたのは事実なので、取締役からは二人は辞めてもらう必要がありますが。

その気持ちに背いて、OKWAVEに関わっていただいている方々みんなに迷惑をかけて、福田さんと野崎さんを甘やかすような行動をこれ以上するのであれば、僕は兼元さんをもうこれ以上許せないですし、僕とは根本的に価値観がずれているんだなと思い、諦めます。もうこれ以上付き合えません。

兼元さんが今すべきことは何なのか?どんな判断をし、決断をし、現経営陣の提案と株主提案のどちらを支持するのか?
これは、OKWAVEの未来だけでなく、OKWAVEに今関わっている方々、過去関わっていた方々、そして将来関わっていただく方々、未来の物語にまで影響をする、とても大きな決断です。

兼元さんご自身が、そういったとても影響力のある大きな決断を今これから行うということをきちんと客観的に認識したうえでの決断であれば、どんな決断であっても自分はその決断を尊重します。

ぜひ、ご決断ください。

(以上ここまで)

※(参考の以前の記事)


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