映画レビュー(181)「アリゲーター」

1980年米

「下水道のワニ」と呼ばれる、捨てられたペットのワニが下水道に住み着くという都市伝説をベースとした作品。

市街地に現れた巨大ワニと人々との死闘を描く。
1975年の「ジョーズ」(スピルバーグ監督)以降、次々と作られた生物パニック映画の一つである。シャチが出てくる「オルカ」とかサメに続いて色々出てきた作品群。
当時、「またかよ」と思って観てなかったけど、プライムビデオで観たところ、意外やまじめに作ってある。
でもB級には変わりないが、これが一周回ると昨今のサメ映画になるのだろうか。
内容的には、お約束はすべて守り、キャラの配置もハリウッドメソッド通り(笑)後追い映画、所謂エピゴーネンですね。
観る方も、「今回はこう来ましたか」とそれを楽しむ余裕あり。
事件の影の市を牛耳る富豪のパーティはお約束通り阿鼻叫喚(苦笑)
ラストのサスペンスは小技でうまく盛り上げている。

「アリゲーター」


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