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仕事の困りごとインタビュー


以前の投稿で、若手社会人の困りごとの解決策を一緒に考えて、若手の社会での活躍に貢献したいと書きました。

今回は、身近の若手社会人の仕事の困りごとに対しての解決策を考えたので、纏めておきます。

いつか結果もここで書けるといいなと思っています。


今回、お話を聞いたのは、中小企業に勤務のIさん。

Iさんの勤める会社では、社員は若手数人、その他の大半の従業員はパートさんという構成です。

人員構成柄、社長と行動を共にすることも多いそうです。

さて、今回の困りごとは、先輩のモチベーション😖

Iさんの先輩(以後Aさんとします)は、元々能力の高い人なんだそうですが、ある時からモチベーションがダダ下がり↘️

傍から見ても分かるくらい緊張感なく働いているそうで、業務量もかなり少なくなったそうです。

とはいえ、Aさんにしか分からない(社長も含め)機材のメンテナンス業務があり、その業務は黙々とこなしている状態で、社長も口出しし辛い様子

もちろん、Iさんやパートさんからも何も言えず...

社員もそれほど多くない会社なので、みんなで力を合わせてやっていこう!という中で、この状況はなんとか解決したい、ということでした。


Iさんの目標は、

Aさんにやる気を出してもらうこと。


解決策を話し合う中で、問題の先輩がプライベートで何か重大な苦悩を抱えているわけではなさそうだ。ということが、まず分かりました。

大前提として、そのような状態であればそっとしておいてあげた方がいいですからね。

そして、Aさんの最近の様子には、社長も頭を悩ませていることも分かりました。


これらの情報を鑑みるに、Aさんが低いモチベーションで仕事をしている甘えは、「誰からも文句を言われないだろう」というところからきていると思いました。

これは、本来は会社全体で共有すべきスキルが属人化されたときに起きる弊害です。

Aさんにも、自分しか分かる人がいない自覚は当然あるでしょう。

機材のメンテナンスが一人の従業員に属人化している状態がAさんの甘えを引き起こしました。

そこで、まず機材メンテナンスのノウハウ・知識を解放してもらう方法を考えました。

ここで、Aさんの立場を追い込むことがIさんの本望ではなく、やる気を出して一緒に頑張っていきたい!ということが目標です。

そのため、

1 Aさんにやる気を出してもらう

2 知識・ノウハウをみんなで共有する

これら2点を同時に達成する方法を検討しました。


私の考えたアイデアは、





勉強会を開くこと





です。

具体的には、「Aさんの知識・ノウハウが凄いので、ぜひ勉強会を開催して欲しい、と社長に頼み込むこと」です。


同じく頭を悩ませている社長も意図を話せば、のってくれることでしょう。

Aさんは機材のメンテナンスという自分のスキルにプライドを持っている可能性が高く、

社長から「Iとか若い奴が、お前の知識が凄いって言ってたぞ。勉強会を開いてほしいみたいだから、やってやったらどうだ?」と言ってもらえば悪い気はしないでしょう。

流石に社長に言われれば断るということも、し辛いと思います。

こうして自然と知識もシェアされていくわけです。

勉強会はふわっーとした感じでなく、人数をきちんと集め、カッチリやった方がいいでしょう。

勉強会では、真剣に聞き・学び・質問をすることです。

誰でも詳しいことは沢山喋りたいものです。質問を沢山して、沢山喋ってもらいましょう!

Aさんの勉強会を行ったのちは、今度は若手が講師になり新規開拓やSNS上でのマーケティングなど、現在やる気を持って取り組んでいる業務の勉強会を開きます。

自分が講師をした後の勉強会なので、Aさんにとっても参加のハードルが下がるでしょうし、物申しやすい若手が講師となれば積極的に参画してくれる可能性があります。

その流れで新たな取り組みに引っ張り込んでいけば、やる気の回復にも繋がるのではないでしょうか?



今回の提案がうまくいくか分かりませんが、フォローアップを続けていきたいと思います。

続報や学びがあれば、随時noteに投稿したいと思っています。

みなさんのアイデアがあれば、是非教えてほしいです!!


※もちろん、今回の話は会社がブラック企業でないことを前提としています。

ブラック企業で燃え尽きてしまった社員が真っ白な灰のようになってしまうのは、社員の責任ではなく、ブラック企業の責任です。

今回は、ブラック企業でないことを確認して話をしておりますので、ご心配はいりません。


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