【デッキ紹介】相手を完封！？ AB→Z シティリーグ 2位

2020年10月18日 01:36

●はじめに

こんにちは、「チームメタモンVMAX」のはじめ(@Scenariocode)です。
今回は2021年度シティリーグシーズン1 立川にて2位に入りました『AB→Z』デッキ(通称:アロペルマゼンタ、アロペルザマゼンバリ)についてご紹介させていただきます。

●戦績

・予選
一回戦:超MM 6-2 ⭕️(石川賢利さん)
二回戦:三神ザシアン 0-6 ❌
三回戦:ズガドーン 6-0 ⭕️
四回戦:超MM 6-2 ⭕️
予選6位

・本戦
一回戦:ムゲンナイナ 6-2 ⭕️
二回戦:ルカメタ 6-2 ⭕️
決勝:三神ザシアン 4-6 ❌
本戦2位！🎊

●なぜこのデッキを選んだのか

このデッキの原型となったのは、「いつ(@pocket_card)」さんが考えた『アロペルマゼンタ』です。

CL横浜後に爆発的に数を増やした環境デッキが主に二つあります。
・マッドパーティ
・セキタンザンVMAX

そこに引き続き、既存で環境にいた
・3神ザシアン
・ルカメタザシアン
・ズガドーン
・ムゲンナイナVMAX
・超MM

この上記、7つのデッキに勝てるデッキである必要がありました。
最初は、以前ご紹介した『ズガドーン』を握ろうかと考えていましたが、『マッドパーティ』が増えるとどうしても勝てないという壁に打ち当たり悩んでいたところ、「いつ(@pocket_card)」さんがシティリーグでベスト8に入っているnoteを見つけ、それをベースに自分なりに改良を施しました。

それが以下のレシピになります。

●デッキレシピ

いろいろ1人回しで模索をしましたが、どんどん「いつ(@pocket_card)」さんが作ったデッキに寄って行きました。

最初は『アロペルチルタリス』の組み合わせで組んでいましたが、《チルタリス》が進化ポケモンであり、かつ《レッド&グリーン》に対応していない点が弱く、また《アローラペルシアンGX》には基本的に使用しない《しんかのおこう》を入れなければならないという点も相性が悪かったためボツになりました。

以下がカードの採用理由と動かし方の簡単な説明になります。

◾️ポケモン
・アローラニャース 4
後攻1ターン目に70ダメージ出せるのがかなり強力です。相手は《ジラーチ》をバトル場に残してターンを返せなくなるため、次のターンの動きの要求値を上げられる場合があります。

・アローラペルシアンGX 3

ゲーム中に2回使う場合が多いです。
GXワザのストーククローGXが、かかっている効果を計算しないということを知らない人が多いため、ドヤ顔で相手の意表を付けます笑

・バリヤードGX(sm6b) 1

対『3神ザシアン』用です。(偶数)
相手がオルタージェネシスGXを打ったら、ベンチに出しましょう。

・バリヤードGX(PROMO) 1

対『ルカメタザシアン』用です。(奇数)
こちらはルカメタザシアンだと完璧に分かってから、ベンチに出しましょう。

・ザマゼンタV 2

対『ムゲンダイナVMAX』『セキタンザンVMAX』用です。
2体立てて、《マオ&スイレン》を構えます。

◾️グッズ
・クイックボール 4
たねポケモンが少ないので最大枚数採用。

・タッグコール 4
序盤から少しでも《レッド&グリーン》に触れられる可能性を増やす、かつ、手札を物理的に1枚増やせるカードなので、最大枚数採用。

・ピッピ人形 2
《マオ&スイレン》を使うタイミングでベンチにたねポケモンがいない、または、たねポケモンはいるが逃げられない、もしくはバトル場に出したポケモンのエネルギーが足りないという3点をケアするためのカードです。
たね切れも防いでくれるため、サイド落ちも考慮して2枚採用。

・エネポーター 1
最近特殊エネルギーが採用されているデッキが多く、《アローラペルシアンGX》と組み合わせれば、相手はアタッカーで攻める前に、にげるでエネルギーを無理やりトラッシュしないとワザのダメージを与えられないという状況に追い込むことができます。

・ツールスクラッパー 1
《メタルゴーグル》《鋼鉄のフライパン》などのダメージを通すのを防ぐカードを破壊できるカードです。
・おおきなおまもり 2
《アローラペルシアンGX》につけると、《ギラティナ》のシャドーインパクトを3回耐えられるため強力です。

・ふうせん 1
このデッキでは、にげることが基本できない(エネルギーに限りがあり加速手段も乏しい)ので1枚だけ採用。

◾️サポート
・博士の研究 4
タッグサポートが複数採用されており、連続で使う場合も多く手札が切れがちです。
なので、少しでも手札を増やせるこのカードを採用。

・マリィ 4
後攻1ターン目《マリィ》が強力です。
また、『ズガドーン』対面でも活躍します。

・レッド&グリーン 3
《アローラペルシアンGX》に使用します。
『ズガドーン』などの相手にはゲーム中二回使用するため、サイド落ちも考慮して、3枚採用です。

・マオ&スイレン 2
《アローラペルシアンGX》や《ザマゼンタV》などで完封できる相手もいますが、多少なりとも対策としてダメージを与えられるポケモンが採用されているため、回復しつつ盤面を維持します。
3枚目があっても良いかなともすこし思いました。

・シロナ&カトレア 2
手札を増やしつつ、サポートを回収できるため採用。
主な回収先は
《マオ&スイレン》、《ボスの指令》、《ザオボー》です。

・グズマ&ハラ 1
ポケモンのどうぐ、スタジアム、特殊エネルギーを複数枚採用しており、《タッグコール》も4枚採用しているため、1枚だけ採用。
今回のシティリーグ中はほぼすべてタッグサポートの手札コストとして使用していたため、つかいませんでした。←

・ボスの指令 2
強力なカードです。
《シロナ&カトレア》でも回収できるので2枚採用。

・ザオボー 1
《メタルゴーグル》を付けられると《バリヤードGX》のワザが通らなくなるため、《シロナ&カトレア》で回収できる、ポケモンのどうぐ破壊要因です。

◾️スタジアム
・混沌のうねり 3
《無人発電所》に弱いため、必ず貼られない、または、貼られても一回で留めるために多めに採用しています。

●エネルギー
・キャプチャーエネルギー 2
このデッキにはたねポケモンが少ないため、たね切れで負ける可能性を減らすためです。

・オーロラエネルギー 3
3タイプも入っているデッキなので、誰にでも付けられる、かつ相手の《クチートGX》をケアするために手札の不要なたねポケモンを捨てられるためです。

・基本鋼エネルギー 4
・基本悪エネルギー 2
・基本超エネルギー 1

●各対面でのプレイング

・3神ザシアン
基本的にはオルタージェネシスGX後に《バリヤードGX》(sm6b)を立てるだけです。
ただし、最近の『3神ザシアン』には《ダンデ》が入っているため、ダメージをずらされ負けてしまう可能性があります。
今回負けた試合の敗因は両方《ダンデ》です。
あとは《クチートGX》の特性だけ気をつけて、手札にたねポケモンを残さないように意識します。

・ルカメタザシアン
こちらも基本的には《バリヤードGX》(PROMO)を立てるだけです。
相手の《マオ&スイレン》や《メタルゴーグル》によりゲームが長引きやすいので出来るだけ、早いプレイングでゲームを進行しましょう！
(ただし、ワザの宣言など相手が分かりやすいように配慮はしてください)

・ズガドーン
《アローラペルシアンGX》を3体押し付けます。
ストーククローGXで相手の《ウッウV》や《ファイアローV》に先にダメージを乗せるのもありです。
あとは《マオ&スイレン》と《おおきなおまもり》を駆使して、《アローラペルシアンGX》にダメージを与えられるポケモンをすべて潰せば勝ち。

・ムゲンナイナVMAX
《ザマゼンタV》を2体押し付けます。
基本的に相手が2体倒すことは困難なので、勝てます。

・セキタンザンVMAX
こちらも『ムゲンダイナVMAX』同様、《ザマゼンタV》を2体押し付けます。
最初は《アローラペルシアンGX》で戦い、ストーククローGXと《ボスの指令》で《マグカルゴ》を潰していき、相手の動きを阻害しながら立ち回りましょう。

・超MM
《オーロラエネルギー》が入っている型が多く《アローラペルシアンGX》を3体押し付ければ勝てます。
《ギラティナ》には《おおきなおまもり》と《マオ&スイレン》で対策済みです。

・マッドパーティ
相手には特殊エネルギーしか入っていないことが多いため、《アローラペルシアンGX》を押しつけましょう。

●まとめ

あまり他の人が使ってないデッキで2位まで登れたし、たくさんの人に評価していただけてすごく嬉しいです。
ただ、このデッキは初見殺し感が強いため、デッキレシピ公開後に使う人は少数だと思います。
ですが、環境の隙を突く良いデッキなので、興味があるという方は是非遊んでみてください！

●あとがき

いかがでしたでしょうか？
何か聞きたいことなどありましたら、TwitterのDMを頂けましたら出来る限りお答えさせていただく予定です。(すべてに返答できるかどうかは保証できませんので、ご了承下さい。)
最後まで読んでいただきありがとうございました！

デッキレシピ参考元 : いつ様 (@pocket_card)
ご協力いただきありがとうございました！

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