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掌のうえ

自粛の要請が次第に解除されていくことになりそうだ。今回の要請には特徴がある。それは、感染者が少ない県も一緒くたに自粛を促されたことだ。一体、何がどう危険で、どこを目指していたのだろうか?全国の経済的損失を考えるとゾッとする。生かさず殺さず。自分の体を傷つけながら包帯を当てているイメージが常にあった。

それに、あえて値段を倍くらいに釣り上げて値引きするスタンス。感染者数が少なかった地域の短期間の自粛の要請により、どういう効果があったのかを知りたい。

自粛の要請が解除されれば、コロナ前の生活に戻れる人も多数いる。しかし、傷口が広がりすぎて元に戻すことができない人も多数いる。諸手を挙げて喜んではいられない。国の要請に国民が矛盾を感じながら従った、という前例をつくったことになる。恋人が浮気をしても許す、またまた浮気をされて許す、こういう話とは次元が全く違う。人生や命が脅かされた。同じことが二度と起こってほしくない。

インフルエンザと比較して感染者数も死者数も少ない中、今回のことが普通に行われたという事実。更に、現時点では言えることだが、似たような状況になれば、また同じように要請しても暴動もクーデターも起こらないという予測が成り立つということ。これらの痕跡は国民にとって損失がとても大きい。誰が何かをしようとしたのか?その誰かがいるのであれば、その誰かは目標を妨害されるピンチに陥れば、再び経済を悪化させることで、妨害者を衰弱させることができるということになる。

全国で自粛の要請が解除される日を待ち望む。しかし、コロナ前の生活を意識しようとは思わない。国が同じように国難に陥っても、自らの力で生きていける術を身に付けていく。そして、今以上に、周りの仲間を大切にする。

再び、平和な日々が訪れますように!!

明日の東京は晴天の予報。
明日が、皆様にとっても良い一日でありますように!

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