薑(はじかみ)

駿河と津軽のハーフ。金継ぎ修業中。伝統工芸、民藝、漆芸、蒔絵、竹細工、陶芸等。生け花小…

薑(はじかみ)

駿河と津軽のハーフ。金継ぎ修業中。伝統工芸、民藝、漆芸、蒔絵、竹細工、陶芸等。生け花小原流。籠編み。

最近の記事

漆継ぎ日記 蕎麦猪口一応の完成

5つに割れた蕎麦猪口、銀丸粉を蒔いて粉固めをし、磨きを経て(何度かやり直しつつ)ようやく完成? 表面が上手く光らないのは、やっぱり下地が凸凹だったからなんだろうなぁ。

    • 漆継ぎ日記 蕎麦猪口のその後②

      貫入への漆の侵入が気がかりな蕎麦猪口。 黒呂色漆を塗って、銀の丸粉を蒔いてみた。 やっぱり貫入目立つなぁ(というレベルでなく下手なのはさておき…)。 明日、外側へも蒔いてみて、一応固めと研磨までしてみるけど、多分、金粉よりは目立たないはず…多分。 写真はbefore

      • 漆継ぎ日記 蕎麦猪口のその後

        五分割の蕎麦猪口、麦漆、錆漆を経て、下塗り&研磨を終えています。 が、思いの外貫入に漆が侵入… 金粉で仕上げる予定でしたが、銀粉の方が目立たないのでは?と思い、計画変更です。 で、今日は別の器の金蒔き。 始めたころは緊張して変な汗かいてた粉蒔き、色々失敗したり、アシスタントに入って他の人の粉蒔きの様子を客観的に見る機会があったりして、今回は割と落ち着いた気持ちで楽しく蒔くことが出来ました😊。

        • 漆継ぎ日記〜蕎麦猪口解剖

          小さな欠けが初心者向けかも、と思って手に入れた、多分、江戸終わりの染付蕎麦猪口。 底を内外から眺めてみると怪しいヒビ線。 縁には合成接着剤と思しき修復痕。 とりあえず、ネットに入れて煮沸、湯冷ましして取り出して見ると見事に剥がれた(実際には先に割り作業を行ってます)。 破片側の接着剤も剥がしてみたけど、これを再利用するよりは金継ぎした方が美しいなと判断。 そして、怪しいヒビ。 水を貯めた途端、盛大な水漏れ、しかもヒビ周りを持って力を入れるとギシギシ音がする。 これは

        漆継ぎ日記 蕎麦猪口一応の完成