コロンビアコーヒーフェアの話とツアーのお知らせ。
どうもDekoです。
今月ようやくhaiz coffeeの焙煎所兼カフェ haiz coffee roasterをプレオープンさせることができました。
まだ物件全体の工事が終わっておらずプレオープン状態となっておりますが、1階、2階ともコーヒーとスイーツを楽しめる空間となっています。
プレオープンにも関わらず多くの方にお越しいただき、本当に感謝感謝です。。グランドオープンに向けて少しづつ改良をしていきますので、そちらもお楽しみください。
コーヒーフェア in バジェデルカウカ
さて、今回の本題です。
先週末にコロンビアのバジェデルカウカ(Valle del Cauca)県という地域のコーヒーフェアにバイヤーとしてお声げけ頂き、地元の生産者さんのコーヒーのカッピング会に参加しました。
コーヒー好きの人でも中々耳にする機会が少ないこの地域は、トラディショナルコーヒーと呼ばれるいわゆる中間品質のものを大量に生産している地域です。
しかし、近年人手不足で低賃金では人が雇い辛いことなどがあり、より利益率が高く高付加価値をつけて売ることのできるスペシャリティコーヒーの生産にシフトしたり、精製方法を勉強したりする農家さんが増えています。
スペシャリティーコーヒーは単純なワークフローにより作られる農作物ではなく、発酵や乾燥をコントロールして味を作る、いわゆる加工食品のようなものなので、生産者もより楽しさを持って取り組める側面があると個人的には思います。
バジェデルカウカでスペシャリティの生産が活発になり始めたのはここ4年ほど、パンデミックと重なりまだまだ世界的には知名度は高くはありません。
そんな地元生産者のコーヒーを40種類以上カッピング(テイスティング)を行い、その後気になるコーヒーについて生産者にマンツーマンを話を聞く機会が与えられました。
精製や品種、彼らの取り組みについて話をし、またこちらも味についてフィードバックを行います。
カッピングを主催した人たちもコロンビアに来ると話をする顔見知りで、彼らは、
何が求められていて、どういった味作りが評価され、より高い付加価値を生み出すかを認識しなければ品質を上げていくことはできません。一見するとあたりまえですが、彼らに取っては意味があると、Jhonは教えてくれました。
ということで私も僭越ながら色々と感想をお伝えし、逆に彼らから精製に関して多くのことを教えてもらいました。
ある一人の生産者のGeisha種が香りも味もミルクティーように甘く、冷めてくるとレモンティーのような爽やかな酸があるものを買わせていただきました。今年は12kgしかなく(半分はSOLD)、そのうち半分を購入することにしましたが、来年もっと多く生産するようなので、その時またカッピングをし購入したいと思います。
生産地ツアー
そんなこんなで毎日たくさんのコーヒーと生産者に出会っていているのですが、とても私たちだけでは買えない量です。
そこで日本のロースターさんをぜひ紹介したいな思い、ロースターさん向けツアーの開催を決めました。
日本はおろか国外に持ち運ばれていないコーヒー・生産者とマッチングできたらと。
"あなたたちが日本で卸売りをすればいいじゃないか"、と思われた方もいるかもしれません、私たちはそういった生豆の販売も行なっています。しかし私たちがなぜダイレクトトレードに拘っているのか、そこはまた別で触れたいと思います。
また単純にコロンビアのコーヒー生産の現場に案内したいという気持ちもあります。言語や治安、あとは信用できる人を見つけられるかといった問題があり渡航を断念している人がいたとしたら、そんな人を是非案内したいと思っています。
カッピングはもちろん、農園訪問、精製所見学、有名農園訪問etc…
一発目は3月後半を予定しており、日程は10日ほど。現地の案内は無料、参加者自身の食事宿交通費はご負担いただきます。
最初はまず4人(運営除く)。ちょっとづつ情報を出していき、1月には完全に内容を決めて共有する予定です。
まだ決まっていないことも多いですが、お気軽にお問い合わせください。
それでは。
メール
haizcoffee@gmail.com
instagram
@haiz_coffee
instagram
@haiz_coffee_roaster
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