見出し画像

VTuberがAmazonインフルエンサー・プログラムを始めてみた

VTuberの拝師ねるです!
今日は、Amazonインフルエンサー・プログラムを始めてみたのでその解説と、そこから見えるライブコマースなど今後を考察し、そこにVTuberとして僕はどう関わっていきたいのか、といったお話をしていきます。


Amazonアソシエイトとは

Amazonインフルエンサー・プログラムっていうのはAmazonアソシエイトの延長です。
なので、まずはAmazonアソシエイトについてをご説明します。

Amazonアソシエイトっていうのは、いわゆるアフィリエイトで、ブログやSNSにAmazon商品のリンクを貼って、そこから購入されることで商品代金の数パーセントが紹介料として支払われる、といった仕組みです。

Amazonアソシエイトに参加するには審査を通過する必要があり、自身のWebサイトやブログ、SNSを申請して審査してもらいます。
審査のプロセスについては、以下のように公式が公表しています。

ウェブサイトのコンテンツは直近のもの (一般的に 60 日以内に更新されているもの) である必要があります。ウェブサイトの運営主体があなた自身である必要があります。

Amazonアソシエイト公式サイト「申請の審査プロセスについて」より

SNS ページ/グループには、有料ではない通常の投稿によって獲得した一定数のオーガニックフォロワーや「いいね!」などの評価が必要です (ほとんどの場合、最低ラインは 500 となります)。

Amazonアソシエイト公式サイト「申請の審査プロセスについて」より

この審査は「かなり厳しい」という意見が多くみられますが、VTuberとして活動している僕たちにとっては、そんなに難しいものではないと思っています。

Amazonインフルエンサー・プログラムとは

mazonアソシエイトって、Twitter(X)やブログでAmazon商品を紹介して固有のリンクを貼る、といった使い方をするわけで、「商品単発の紹介」であるわけですが、

Amazonインフルエンサー・プログラムは、自分の専用ページを持って、商品をまとめて紹介できる!っていうイメージが近いです。

実際に僕が作ったフロントページだと、以下のようになります。

「VTuber向けオススメ配信機材」の中にはマイクやヘッドホン、オーディオインターフェイスなどを入れて紹介して、

「ねるるんオススメ書籍」の中には、実際に僕が読んでオススメしたい小説とかビジネス書なんかを入れて紹介しています。

アイデアリストでカテゴライズできて(カテゴリー分けができる)、アイデアリストやその中の商品は複数自由に設定できるといった感じです。

Amazonインフルエンサー・プログラムの審査基準は?

公式から公表されている情報としては、

YouTube、Instagram、Facebook、TikTokいずれかのアカウントを持っている方であれば、参加の申し込みを行うことができます。申し込みの後、フォロワー数や各エンゲージメント指標を基に審査をさせていただきます。

Amazonインフルエンサー公式サイトより

※Twitter(X)が入っていないことに注意してください

ということで、審査基準は「フォロワー数○人」みたいな明確な基準は公表されていませんが、人数よりもエンゲージメントに重きを置かれているみたいで、フォロワー数が少なくても審査に通っている方が多く見られます。

僕たちVTuberはナノインフルエンサーとかマイクロインフルエンサーと呼ばれる方が多い(規模は大きくないがエンゲージメントは高い)ので、審査には通りやすいかと思われます。

ちなみに僕はYouTubeで申請しましたが、即審査に通りました。

海外ではこのように使われている

ぶっちゃけこのフロントページを持てる、カテゴリー分けして紹介できる、だけだと、利用する価値あるの?って僕は思いました。こんなん、別に自分のWebサイト上でも簡単に作れますしね。

このAmazonインフルエンサー・プログラムっていうのは、日本では展開が始まったばかりで、現在は「インフルエンサー参加登録キャンペーン」っていうのをやっており、僕はそれで知りました。(先着2,000名に要件満たせば2,000円あげるよってやつですでに定員に達しています)

しかし、海外ではすでにもっと先を行っていて、Amazon Liveなどと組み合わされて、ライブコマースとしても機能しています。

これは実際に海外の方のフロントページを見てみるのが分かりやすいかと思います。

アイデアリストによるカテゴリー分けだけでなく、むしろメインは「動画」での紹介や「ライブストリーム」による紹介となっています。

ライブコマースとは

ライブコマースとは、ライブ配信によって商品を紹介して、リアルタイムに視聴者とコミュニケーションを取りながら販売する手法です。

このライブコマース市場は世界的に見ると中国が先行していて、2023年の予想市場規模としては93兆円以上といった驚異的な規模に膨れ上がっています。

日本ではまだライブコマースは一般的ではありませんし、中国とは経済状況や国民性など異なる部分が多いので、ここまで拡大されるかは分かりませんが、このAmazonインフルエンサー・プログラムの海外での動きを見ると、大なり小なり日本でもそういった動きが一般的になっていくことが予想されます。

中国ではそれぞれの業界専門のインフルエンサーが活躍されているわけですが、VTuberはそういった立ち位置を狙っていけるのではと思っています。

VTuberとしての今後の戦略

VTuberの特徴として、コアなファンの割合が多い、といったことがあげられます。そして、VTuberはナノインフルエンサーやマイクロインフルエンサーが多く、大規模ではないからこその「エンゲージメントの高いコミュニティ」を持っていることが強みだと思っています。

今回のAmazonインフルエンサー・プログラムがフォロワー数よりもエンゲージメント指標を重視するといったところからも、VTuberには特に適していると考えます。

僕はVTuberとして「富山県発信VTuber」を名乗っています。富山県のお店や商品を紹介する動画投稿やライブ配信を行っています。

また、最近では手元を映す実写配信を行い、ライブ配信で料理をしたり商品を紹介して使ってみる配信をしています。

これはそれぞれを自分のコンテンツとしてブランディングを確立させるだけでなく、将来的にライブコマースにVTuberインフルエンサーとして展開していくためでもあります。

その戦略のひとつとして今回、Amazonインフルエンサー・プログラムを始めてみた、というわけです。まだちょっとしか商品載せていませんが、今後いろいろやっていきたいと思っていますので、僕のフロントページを定期的にチェックしてみてくださいね。

まとめ

Amazonインフルエンサー・プログラムの今後を考えると、配信者や特にVTuberは始めてみる価値があると思います!ぜひ皆様も登録して試してみてください!

登録はこちら

VTuberの拝師ねるでした!ぜひライブ配信にも遊びに来てくださいね。またお会いしましょう。ばいばい。


VTuber拝師ねる

YouTube

SHOWROOM(ほぼ毎日配信中!)

bilibili(中国の動画投稿/配信プラットフォームです)

stand.fm(音声コンテンツ)

新時代のVTuberグループvERA(ブイエラ)

Twitter(X)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?