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軸が変わる。


こんにちは。慣れない育児に奮闘しながら更新が遅れてしまいました澁谷です。

産休、育休になってから早くも三ヶ月が経過しました。

美容師になってから10年、こんなに休んだのは初めての話。

そんな休みを愛しい我が子と過ごせるというのは幸せな時間で、このお時間にご理解いただき、応援してくださっているお客様には、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

出産は大変、育児はもっと大変!とアドバイスをいただき、心の準備をしていたつもりでしたが、やはり想像以上にばたばたと一日一日あっという間にすぎさっております。

最初の二週間くらいは本当に自分自身も慣れない育児にいっぱいいっぱいで、赤ちゃんが理由もなく泣いていると自分まで泣いてしまいそうなほどでした。

母乳が出ないと苦労するから事前にマッサージしておくのがおすすめ!というアドバイスも助産師さんや、先輩ママさんからいただいておりましたので、半年前から母乳がでやすいようにとマッサージしたりしていました。

そのおかげでなんとか母乳で育児をすることができました!

完母という、母乳のみで育児をしていくスタイルは思っていた以上に大変で、少しでも時間がたつと胸が張ってきてしまったり、胸が痛くなってきてしまったり、夜も寝ずにおっぱいをあげたりと、最初は寝れない毎日になかなか自分のリズムを掴めずにいたりしました。

母乳が出ればオッケーと考えていた私は完全に、完母というスタイルを甘く見ていたなぁと思いました。こんなにみなさん大変な思いをして子育てしていたんですね〜!

ミルクでの子育ても、温度を眠い中、適温にしたりと、これもまた大変だったりしました。

日本人の女性はやっぱり強い!

私がこんなに大変なのを知らなかったのはやっぱり母乳育児をしている人、ミルクをあげている人、みんなの弱音を聞いたことがないからなんですよね。

母乳育児をされていた方は「私は母乳が出たから楽だったよ!」と。

ミルクで育児をされていた方は「私は母乳がでなかったけどミルクで育児ができたから、子供の腹持ちが良くて楽だったよ〜!」と。

でも今わたしは母乳でもミルクでもあげるときがあるのですが、どちらも楽なんてことはなくて、弱音を言わず、そう言い切れるママさんたちの強さが、やっぱり何よりすごい。

日本人は謙遜する姿勢が生まれながらに染みついているけれど、改めて思うことは母乳のお母さんも、ミルクで育てているお母さんも、本当に楽なんてことはない!大変!!

自分を称えてください!本当にお母さんってすごい!お疲れ様です!

という思い。

私は実家も近く、出産の日にちも近い妹と悩みを分かち合いながら産後の生活を送れていたからこそ、大きく悩まずにいれたものの、この生活を一人で頑張っているママさんたちはどれほど大変なのだろう。

誰も母親になる準備なんてできなくて、赤ちゃんも自分もはじめてのことだらけ。産後の母親の体は、本当にぼろぼろで、寝れない毎日で気持ちもいっぱい。

私は実家や旦那さんのサポートによって、とっても気持ちが救われました。

寝れなかった朝にリビングに行くと

「寝てないでしょ?みててあげるから少し寝ておいで!」と母親が赤ちゃんを見てくれる間のちょっとした睡眠が、自分の気持ちや体を保つ時間になったり、

父が泣き止まない赤ちゃんを連れてお散歩してくれて泣き止んで帰ってくると、ふと気持ちが救われたり、

旦那さんが夜泣きがひどいとき、交代しながらあやしてくれたりする時間がありがたかったりしました。

これから出産を控えている方、私と同じように初めての子育てで奮闘されている方、頼れるところはぜひ周りに頼ってください!

少しでも気持ちを楽にしてあげる時間を作ることが、大事な子供への愛情を保つことにも繋がるのかなぁと自分自身も身を持って感じたりしました。

我が子もあっという間に、もうすぐで二ヶ月というところまでやってきました。最近では、夜泣きや、泣き声にも慣れてきて、泣き止まない日には、自分も気分転換になるからと余裕を持ってお散歩にも行けるくらいになりました。

ご飯を食べたり、トイレに行ったり、お風呂に入ったり、化粧水をつけたり、そんな当たり前の時間ですら後回しになったりして、本当の意味で、自分以上に大切なものができて、自分の人生の軸がぐっと変わった感覚があります。

この子のためならなんだってできる!という心の底から湧き上がるこの気持ちは、自分自身も大きく変えてくれるんですね〜!

人生において、自分以外の大切な軸ができるという感覚は、不思議と自分が軸にある以上に、気持ちを強くさせてくれています。

どんなに大変でも、やっぱり子供の笑顔や寝顔を見ると、本当に疲れがふっとんじゃうんですよね。

この言葉って本当だったんだなぁと。

まだまだ育児も始まってばかりですが、子供の成長を楽しみながら日々過ごしていければと思っています。

長々と今日もプライベートなブログにお付き合いいただきありがとうございました。ではまた、ゆるりと更新しますね。



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