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002『日本初の美容室をつくって感じたこと』

ロート製薬社員のための福利厚生施設『スマートキャンプ』にヘアカラーとヘッドスパの美容室をつくれない?と声をかけられて始まった美容室づくり。美容室は本社内の大きなグラウンドの端にある2階建のお家のようなところにあります。

全国に美容室が25万軒、一人の美容師がカット、パーマ、カラー、セットの全てを行うゼネラリストが大多数を占めているが(大きな店舗になると、カット以外は全てアシスタントが行なっている)、カラーの専門家ヘアカラーリストだけしかいない美容室は非常に稀で、おそらく日本初?そんなお店がロートさんのチカラで誕生しました。

朝礼で私達のことを”すごい人がやってくる!!達人やで”と大袈裟に担当の方が伝えたこともあり、月一回の予約日には毎回何十人もの行列ができ、1ヶ月の予約が即日完売するほどの大人気になった。

僕、福ちゃんは美容学校を卒業しイギリスで就職、そこでカラーだけの専門美容師(カラーリスト)と出会い、ハサミを置いて自身もカラーリストとなった。帰国後、カットの専門家(カッター)、カラーの専門家(カラーリスト)がいる日本発の分業化サロンで勤務。もっとカラーの魅力を伝えたいとホーユー(ビゲンヘアカラー の会社)の教育部で働き、その後、中野と起業し、ロレアル、ナプラのセミナー企画やプロダクツ開発で忙しい日々を送り、現役美容師からずいぶんと離れていました。ただ"達人(笑)”なので腕は衰えておらず、手前味噌ですがむしろ上手に!!

美容師はもうしないかなぁ〜と思って起業しましたが、流されて?自分のつくった道ではなくて進んだ道?ですが、何だろうな〜こだわりあるようでない。自分たちが関わることで喜んでくれたら、めっちゃ幸せやし、それでええと。

いつもの仕事と美容師の仕事の両立が始まりました。



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