見出し画像

初心者向けミックスプラグインのすゝめ

ミックスに興味あるけど何から買ったらよいかわからない人向けにまとめたいとおもいます。

iZotope Neutron(standerd以上)

AIが自動でミックスしてくれるプラグインです。

しかし、AIのミックス機能はあくまでアシスタントとして考えた方が良いです。

ミックスが全く分からないなら丸投げしてもよいのですが、ミックスの経験を積んでいくと段々物足りなくなってくると思います。

では、なぜNeutronをお勧めするのかというとチャンネルストリップとしてめちゃくちゃ優秀だからです。
ぶっちゃけると最初はこれだけもっていればよいのではないかと思います。

Standerd以上と書いたのは、ElementだとAI機能しか使えずパラメータを自分でいじることができないからです。

ミキシング初心者がこれさえ押さえておけば大丈夫だと思う、Neutronの内蔵エフェクトに関して記述していこうと思います。

1.コンプレッサー

Neutronのコンプレッサーはメーターとディスプレイがとにかく見やすいです。

波形が動的に見れることや、スレッショルドを強くしていくとどの波形にコンプがどれくらいかかっているかを視覚的に見ることができます。

また味付けが少ないのでパラメーターによる変化が分かりやすい気がします。

味付けが強いコンプだとインサートした時点で音が変わるのでコンプによる変化なのかパラメータによる変化なのかが初心者には若干分かりにくい気がします。

また、vintage modeではt味付けのあるコンプとはどんな感じなのか比較できます。
ちなみに初期設定ではdigital modeになってます。

Neturonのコンプレッサーでパラメータを変化させ、どのように音が変わっていくのかを理解すれば他のコンプを使った際にも狙った音を得やすくなるとおもいます。

2.EQ

急なカーブを描けたりフィルター・タイプやフィルター・シェルプのプリセットが優秀です。
こちらもアナライザーが優秀です。

10バンドイコライザーでこちらも味付けが少ないため使いやすいです。

細かくパラメーターをいじることができ、Daw付属やフリーのプラグインでは難しい急なカーブを描くことができます。
これによりローカットやハイシェルフなどにもつかえるのでとても優秀です。

味付けが少なく、シンプルなプラグインなので使いやすいと思います。

3.エキサイター

音に倍音を加えて抜けをよくしたり、存在感を上げるエフェクトです。

音がこもって聞こえたり、抜けが悪い際に12kHz以上をブーストしてハイシェルフしていくとどんどん抜けていきます。

個人的なイメージですが、ブーストするほど音が前に出るというイメージです。

EQでも同じことはできるのですが、エキサイターを使った方がより良い気がします。

まとめ

これからミックスやってみるぞ!って方はまずNeutronをおすすめします。

EQ、コンプ、エキサイターの3つだけ紹介しましたが、この3種類のプラグインを使いこなせれば、それなりにクオリティの高い音源が仕上がります。

あと、ボリュームバランスとパン振りがきちんとできれば完璧です。

ちなみに自分はほとんどこの3種類しか使ってません。

初心者向けのミキシング入門編的な記事も後日書きたいと思います。

wavesのバンドルやik-multimediaのT-RackSなどありますがミキシングの知識がないと使いこなすのは難しいと思います。

まずは、Neutronである程度ミックスできるようになってからこれらのミキシングバンドルに手を伸ばしてもよいと思います。

逆にミキシングの技術と知識があればNeutronだけでもかなりハイクオリティに仕上げられます。

また、味付けが少ないのでNeutronで下処理をしていくという使い方もできます。

自分は全ての生楽器で最初にNeutronを立ち上げて軽くコンプをかけて、いらない音域をEQで削ってます。
Neutronで下処理をした後にneveや1176系のコンプで味付けをしていきます。

Neutron Advance にあるMix Assistant機能はパンの振り方、音量バランスの調整の参考にするには良いので余裕のある方はAdvanceの購入をおすすめしたいです。

オススメのエモバンド

鹿児島を中心に活動する3ピースのオルタナ、エモバンドです。

ポストハードコア色や、bloodthirsty butchers、eastern youthなどの北海道系のエモバンドのにおいがします。

SUMMERMANとスプリットに入っているwhite outが個人的にはめっちゃ好きです。

最高です。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?