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未だ聴こえない音楽の制作日誌 -中-

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音楽家から一度は就職したものの再び音楽家に戻り、4年ぶりに新しいアルバムを作り始めた。その制作の日々で考えたこと。駄文集の中編。
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記事一覧

未だ聴こえない音楽の制作日誌-31- 音楽好きな人の音楽

本日は珍しく朝早くに自然と目が覚めた。 そんな日は午前中の作業がとても上手くいく。思考が…

HAIOKA
3年前
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未だ聴こえない音楽の制作日誌-32- 私的音楽機材観

このnoteを始めて1ヶ月半。週5回の更新を続けて8週目となった。 ここで私の音楽観、特に機材…

HAIOKA
3年前
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未だ聴こえない音楽の制作日誌-33- 大迫力で聴かせる技術

Camo&KrookedのミキシングがNo.1だと思っている。 ドラムンベースというジャンルの中で、成分…

HAIOKA
3年前
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未だ聴こえない音楽の制作日誌-34- 永遠に聴ける8小節を作る

テクノが一番難しいかもしれない。 音楽制作のキッカケであり、一番の得意分野であったはずだ…

HAIOKA
3年前
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未だ聴こえない音楽の制作日誌-35- 自分らしく感じるかどうか

洋服や髪型と同じで、出来上がった音楽も「自分らしく感じるかどうか」が重要だ。 昨日に引き…

HAIOKA
3年前
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未だ聴こえない音楽の制作日誌-36- 制作は踊り回りながら

ダンスミュージックは踊りながら作る。 昨日に引き続き、今日もテクノ曲の制作。 ナイトクラ…

HAIOKA
3年前
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未だ聴こえない音楽の制作日誌-37- 螺旋であることを信じて

本日は朝から出来上がっている曲を聞き直して、気になったところを修正していく作業となった。 こうして何日かおきに細かい修正を繰り返していると、ぐるぐると同じところを回って、まるで何も進んでいないかのような感覚に襲われる。 そういうときは「戻ってきているように見えて進んでいる。これは円ではなく螺旋なのだ。」と自分に言い聞かせる。 本当ならば、一つ一つテキパキと決めていければ良いのだが、技術不足の優柔不断な人間では仕方がない。 時間をかけて何度も何度も微調整をかけて、満足の

未だ聴こえない音楽の制作日誌-38- 事件は現場で起こっている

新しく手をつけた楽曲がなかなか進まない。 マイナーコードで、変な音をいっぱい使ったゆっく…

HAIOKA
3年前
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未だ聴こえない音楽の制作日誌-39- 未練を断ち切りながら

後半の曲になるほど、修正に時間がかかっている。 アルバム制作、前半半分はほぼ出来たように…

HAIOKA
3年前
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未だ聴こえない音楽の制作日誌-40- 料理で考える音楽制作

料理と音楽制作は似ていると思う。それほど料理をする人間ではないが。 良い素材を選んで、そ…

HAIOKA
3年前
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未だ聴こえない音楽の制作日誌-41- どこで聴いても楽しめるように作る

音楽を作る時に、表現や音質、メロディーなど以外に気を付けていることがある。 どのスピーカ…

HAIOKA
3年前
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未だ聴こえない音楽の制作日誌-42- 制作の手を止めるべきタイミング

アルバムを制作中である。 このnoteはその制作日誌的に、制作しながら考えたことを記している…

HAIOKA
3年前
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未だ聴こえない音楽の制作日誌-43- 手を止めている合間に

さて昨日に書いた通り、本日は制作の手を止めて事務作業の日とした。 楽曲制作にいまいち気持…

HAIOKA
3年前
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未だ聴こえない音楽の制作日誌-44- 制作再開

手を止めていたアルバム制作は本日より再開。 3日ほどの間に色々な考えが巡った。 アルバムのことをいったん忘れたり、思い出してぐるぐると悩んだりと繰り返す時間だったが、少しづつ考えはまとまっていき、目指す方向が見えてきた。 一昨日に、一旦出来上がっている4曲を入れ替えるというアイデアが浮かんだが、これはほぼ確定になると思われる。5曲になるかもしれない。 最近の世の中の空気感、表現したいことの変化、自分らしい表現と音楽、アルバムの世界観を見つめ直すと、もう少し作り込めるよ